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2008年12月31日 (水)

誇りと記念品が残るボランティア

東京マラソンを完走したい 【 5 】

2006年
 10月31日
 参加費払込締切

 11月15日
 追加当選通知メールを発信

 12月
 公式スポンサーアシックスが東京マラソンモデルのシューズ、ウェアなどを発売。

  1月
 ボランティア説明会

2007年
 1月、数回に分けてボランティア事前説明会。
 2月16日、17日 東京ドームで選手受付(当日受付無し)
 17日 東京ドームでボランティア直前説明会

 EXPOでにぎわうドームのグラウンドを尻目に、スタッフは階上のコンコースに集合。
 当日の割り当てが発表される。
 完走者全員にメダルが配られること、そのうち女性には花束が手渡されること。
 予想外の手厚いご褒美を聞き、ますますランナーが羨ましくなる。

 ふと疑問がわいた。
 どうやって女性と男性を見分けるのだろうか。
 同じようなランナーズウェア、目深にかぶったキャップ。
 女性なのに渡しそびれたり、男性に渡したり・・
 「私、女なのに・・」
 「おれ、男だけどいいの?」
 そんなやりとりを想像していたら、それを察したかのようなリーダーの話で謎はすぐ解けた。
 「女性はゼッケンナンバー(正式用語はユニフォームナンバー)の前に F がついています」

 ボランティアスタッフには、ユニフォームとしてキャップ、ポンチョが支給される。
 黄色いポンチョは外を着て歩けないが、グレー地に TOKYO MARATHON 2007 とネーム入りの大会記念キャップは今も愛用している。
 思い出と誇り、そしてこうして証となる記念品が残る。
 数あるボランティア活動の中でも、ちょっとおいしいプロジェクト。
 マラソン話の花が咲く時、走るのは無理という人も、このボランティア体験を話すと、それならやってみたいと言う。

 TOKYO BIG MARATHON FESTA 2007
 2007年2月18日(日)第一回東京マラソン
 第一回から2万5千人を走らせたマラソンは世界で初めてとなった。
 10kmの部を加えると3万人。
 3万人が走る市民大会は国内初。

 スタート地点の天候は雨。
 スタート時のロスタイムは、最後尾で19分。
 スタートライン前で最終ランナーがラインをまたいだ時、手元のデジタル時計は 9:29を表示していた。この数字は主催者の読み通りといえる。

 3万人ものランナーが、20分以内にスタートラインを通過できた理由は、片側3車線(中央分離帯あり)合計6車線という広い道幅にある。
 道幅が3分の1程度の荒川市民マラソンでは、例年その半分の16,000人が通過するのに20分を要している。
 2008年第二回大会、ニッテレの中継アナウンサーは「去年のロスタイムは30分」と言っていた。
 10分早く出発する車いすランナーの号砲からカウントしたのかも知れない。

[ 東京マラソンを完走したい ]
は東京マラソン2009開催まで、毎週水曜に連載する予定です。

ど素人!マラソン講座

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