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2008年12月 6日 (土)

小さくて重い文鎮

 小さくて重い文鎮を探して 11年になる。

 探し始めた動機は読書にある。
 実用書を読んでいて、役に立つ記事をみつけると、パソコンに向かってメモを取る。
 しかし、キーボードに両手を置くということは、本から手を離すということで、本は閉じてしまう。
 裏返して置くと内容が読めない。

 上向きに置いたままで、本が閉じないようにできないか。
 手当たり次第に、身近なモノを置いてみたが、どれも用を足さない。

 容積は小さいがずっしり重い。
 といえば文鎮である。
 だが、小学生の時に習字で使っていたような文鎮を、いつも机に置いておくのは見た目が貧しい。

 [選ぶ基準その1]
 平綴じの本が閉じないこと。
 平綴じには、無線綴じと針金綴じがある。
 無線綴じは、ページを重ねて、その背を糊で綴じる製本の方法。
 針金綴じは、背の近くを表面から裏面へ針金で刺して綴じる方法。
 新書、文庫本、タウンページ、「週刊少年ジャンプ」などの少年週刊誌が平綴じである。

 [選ぶ基準その2]
 底面積が小さく場所をとらないこと。
 一辺が10cmを超えたら邪魔でしかたがない。

  [選ぶ基準その3]
 見た目の美しさ。
 文鎮として設計されたものではなく、置物として設計されたものが望ましい。

 1個めの文鎮を手に入れたのは 11年前。
 和歌山県に旅した時、太地町立くじらの博物館。
 旅のガイドブックに載っていた時点で目をつけた。
 長年のクジラファンとしては、重さは別として、置物として所有したい。

97306041

 博物館のミュージアムショップに、その姿を見つけた時は実に嬉しかった。


 買った当時に 25万画素のデジカメで撮った写真を 今見るとぴかぴかに光っている。
 11年経った現在は、ほどよく くすみいい色になった。

 今、台所の秤で量ってみると 180g
 ずっしり重いとは思っていたが、意外に目方がない。
 平綴じの場合、本の持つ強さでページが閉じてしまう。
 180gでは中綴じの本を押さえるのが精一杯だ。

 中綴じとは、真ん中を針金または糸で綴じ、二つに折って仕上げる製本の方法。
 「週刊ポスト」などの成人向け週刊誌や、フリーペーパー、電気製品のカタログなどがこの製本による。

 その5年後、2つめの文鎮を手に入れた。
 この文鎮はある意味で強力だった。

 12月8日につづく

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