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2009年1月20日 (火)

増え続ける財政赤字のリアルタイムカウンター

 消費税率を上げるのは現実的に仕方がないことだ。
 国と地方の財政赤字が800兆円を超えている。

 そして、今この時も増え続けている。
 その様子はweb上で公開されている「財政赤字リアルタイムカウンター」で、見ることができる。
 「財政赤字リアルタイムカウンター」とは、日本の財政赤字(国=日本政府と地方が抱える長期債務残高)をリアルタイムで表示しているカウンター。
 以下に3例を紹介する。
 数値は700兆円台、1,000兆円台、1,250兆円台とかなり幅がある。

財部誠一のウェブサイト

KH’s Web Site内
 このカウンターはリアルタイムで財政赤字がカウントアップされていくことで危機感を実感できるものだったが、2003年度より数字がカウントダウンされている。つまり赤字が減っていくカウンターとなった。
 2003年7月時点の作者説明によると「今年度から郵政事業特別会計および郵便貯金特別会計の借入金残高が除外されるため、帳簿上は赤字が減っていることになります」とのことだった。
 だが 2004年9月に確認した時は、再びカウントアップに転じていた。

日本経済が破綻するまで動きつづけるリアルタイム財政赤字カウンタ


 借金はいつか返さなければならない。
 必要なのは、いつから返し始めるのかを明確に決めることだ。
 消費税を上げようとしている人たちは、その時期を決めようと思っている。

 わかった。
 借金を返す必要性はわかったよ。
 でも、それは俺が悪いんじゃないから、俺は返したくない。
 だから、消費税率アップは反対。

 こう考える人が実際には多い。
 多いから、世論調査で反対が半数を超えるのだ。

 ではいったい誰が悪いのか。
 誰が、そんなに借金を作ったのか。
 そんな日本に誰がしたのか。

 現在、800兆円と言われている借金は、いつからそんな金額になったのか。
 今から10年前、15年前はどうだったのか?

つづく

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