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2009年1月14日 (水)

優勝ランナーより有名な2位ランナー

東京マラソンを完走したい 【 7 】

 東京マラソン第一回女子の優勝者は誰でしょう?

 この問いには、マラソンファンでも正解できる人は少ないだろう。

 女子優勝:新谷仁美  (国籍:日本、所属:豊田自動織機)
 優勝した新谷は当時18歳で、初マラソン初優勝。
 2時間31分1秒は初マラソンとしては立派でも、世界選手権選考レースとしては低調なタイム。
 新谷はその後も大きな活躍がなく印象が薄い。

 女子2位には谷川真理がはいった。
 タイムは新谷から遅れること18分の2時間49分。
 谷川はエリートの招待選手ではなく、ゲストランナー。
 調子はいま一つだったが、終わってみたら2位でびっくりした。こんなタイムで2位でいいのかと思った・・
 とその著書で語っている。

 谷川真理は元はと言えば普通のOLだった。
 その経歴は いわゆる、陸上エリートではないが、独自の努力でトップアスリートの仲間入りした。
 そしてまた、エリートランナーをリタイアした後は、市民ランナーに戻り、走るライフスタイルを提案し続けている。

 谷川が説く "骨盤を前後に動かす" 練習方法は、素人にもとてもわかりやすい。
 1962年生まれと言うことは、現在46歳。
 年齢を感じさせない風貌は、多くの女性ランナーのモデルになっていることだろう。

■谷川真理の略歴

1962年
10月27日、福岡県生まれ

1991年
東京国際女子マラソンでマラソン初優勝

1994年
パリマラソン優勝 現役時代の自己ベスト2時間27分55秒

1998年
初めての著書「谷川真理のランニング・フィットネス」学研 発売

2000年
1月16日、第一回谷川真理ハーフマラソン開催
以降、毎年1月に開催。

2007年
2月、第一回東京マラソンに 一般ランナーとして参加して女子2位に入った。
この大会はアシックスがメインスポンサー。
ナイキ・ランニングの広告塔的な存在の谷川はテレビに映ることもなく、彼女が 2位に入ったことはテレビを見ていてもわからなかった。

2008年
2月、第二回東京マラソン10kmの部女子2位
8月18日「東京マラソンの走り方」コスミック出版 コースガイド、トレーニングのポイント、最低限のことがまとめてある。

2009年
1月11日、第10回谷川真理ハーフマラソン開催

東京マラソン2009への出場については、谷川真理のホームページにも記述が無く、わからなかった。



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