フルカウルマシンへの憧れ
仕事でクルマを走らせて、国見峠を越える。
佐世保工業のとなりを過ぎ、踏切にさしかかった時、バイク屋が見えた。
大手チェーン店ではなく、自転車も扱っている●●輪業という規模のお店。
その店頭で、1本ののぼりが春風にたなびいている。
YAMAHAのニューモデル
フルカウリングのボディ
FZRの文字が見えた。
ついに出たか・・
RZ350を降りて5年が過ぎていた。
自動車を購入した途端、バイクに乗る機会が激減。
そうして降りたのだったが、またいつか乗りたいと考えていた。
それは、まだフルカウリングのマシンに乗っていなかったからだ。
子供の頃、仮面ライダーの旧サイクロン号に憧れていた。
五島列島にもバイク好きはいて、あるお金持ちの家に、フルカウリングのバイクが停めてあった。
まだ、カウリングが一切、認可されていない頃のこと。
カスタムで取り付けた、ステッカー1枚貼っていないカウリング。
その家の前を通りかかると、今日は停まっているかな?とのぞき込むのが楽しみだった。
一度は、フルカウリングのバイクに乗りたい。
しかし、それほど、バイクにかけられる時間もお金もない。
RZ350には車検があったが、今度は車検がない 250ccにしよう。
燃費もいいに越したことはない。今度は4サイクルにしよう。
デザインはYAMAHAのストロボライン。
平忠彦が乗っていたYZR500に施されていたもの。
一度は、ストロボラインに乗らないと気が済まない。
1983年の東京モーターショーで見て以来、憧れているマシンが2台あった。
2サイクル500CCのRZV500R
4サイクル400CCのFZR (ショーで発表されたのは市販を前提としたレーサー)
2サイクル350CCのバイクでも、乗りこなせなかったのに、2サイクル500なんてとんでもない。いずれにせよ、限定解除免許を持っていない。当時は自動車学校でとることもかなわない。RZV500のほうは、候補に入れる前に諦めている。
一方、4サイクルで、レーサータイプのFZRには、強く惹かれた。
このバイクで 250が出れば・・
古賀のインターで高速をおりて、福岡市に向かう3号線を走っていると、左手にYAMAHAオートセンターがある。その店の看板は市販された初代FZR400。仕事で車を走らせる時、この看板を眺めるのが、楽しみだった。当時は、カメラを持ち歩く時代ではなかったので、今となっては写真がないのが惜しい。
出張から帰った週末、大手バイク・チェーンに出かけた。
YAMAHA FZR250R(3LN)
FZR250は、1986年には出ていたのだが、ストロボラインのデザインがいま一つだった。
モデルチェンジされた3LNでは、赤のストロボラインに、初めて青のサポートラインがはいった。FZR750R(OW01)と同じデザインだ。
この青ラインで、ぐっと品が出た。
発売前なので、まだ実車はない。
カタログを見ただけで、さほどの値段交渉もせず、判子をついた。
バイク歴3台めにして、初めての新車である。
| 固定リンク | 0
「自動車/交通」カテゴリの記事
- 最後にKK線を走ってきた(2025.04.03)
- Yaeh(ヤエー)と名前がついてピースは文化になった(2023.09.27)
- 一方通行を逆走する自転車の一時停止義務が道交法から欠け落ちている(2023.01.04)
- 自転車運転者の意識が変わった 変えたのは「赤切符」取締(2023.01.03)
- 転倒したライダーの足が反対を向いていた(2022.11.18)

