永遠に納得できない、Qちゃんとカズ
東京マラソンを完走したい 【 12 】
第二回東京マラソンの翌日、2008年2月18日(月)
4月開催のかすみがうらマラソンは、この日がエントリー締切日だった。
しかし、定員には達していたが、2月29日まで延長した。
東京マラソンで納得がいかなかったランナーが、一週間ほど休んで、よし、かすみがうらで再挑戦だ!
そういう人が、いたに違いない。
3月9日
愛知県
名古屋国際女子マラソン 初マラソンの中村友梨香が優勝。
中村は五輪代表に選ばれた。
Qちゃん、高橋尚子は驚くほど早い段階で遅れ、2度めの五輪出場は叶わなかった。
こうなれば、返す返すも 2004年アテネにQちゃんを選びたかった。
1998年、フランスW杯でカズを外した岡田。
2004年、アテネ五輪女子マラソンでQちゃんを外した日本陸連。
この2つの選考は、永遠に納得できない。
カズがフランスW杯に出ても、W杯で優勝できた可能性はない。
ただ、Jリーグの1stスター、カズが出るだけで、時代の区切りがついていた。
一方、アテネのQちゃんには、金メダルの可能性もあった。
野口みずきを除く2選手と比較して、Qちゃんが遜色があるとは思えず、選考手順も不透明だった。
福士の当てが外れ、Qちゃんも失速。
こうして「黄金の一年」の予感は、結局、前回優勝の野口みずき一人に託すことになった。
Qちゃん失速の3日後、ひっそりと北海道を走り始めた男がいた。
「走る男」森脇健児だ。
3月12日(水)
北海道洞爺湖を出発。
テレビ番組「走る男」の収録が始まった。
第7回放送から、この番組に気づいて見始めたので、北海道編は後にDVDで見た。
森脇健児がこの番組に賭ける緊張感、一途さが伝わってきて、たまらない。
親戚や古くからの熱心なファンにしてみれば、涙なしには見られないだろう。
3月15日
神奈川県
第2回「湘南国際マラソン」が、コース破損を理由に、大磯スタート/ゴールの 30kmレースで行われた。
第1回は、湘南のシンボル江ノ島をスタート/ゴールにした魅力的なコース。
それが、たったの1回で諸事情により変更された。
湘南は、これを最後に春から晩秋の11月開催に変更され、2008年は3月と11月の年2回開催となった。
前年、第3関門で停められ、DNFとなったこの大会に、再度挑むため、東京マラソンに応募しなかった。
だが、マラソンだけを走ると決めているので、30kmと聞いた時は愕然とした。
そこに、残されていた選択肢。つまり、未出走の関東地区の春マラソンが、かすみがうらだった。
4月20日
茨城県
第18回 かすみがうらマラソン開催。史上最多の参加者を集めた。
かすみがうらマラソンを走りながら書いた記録は、こちらをお読みください。
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歩かず完走ブログ「かすみがうらを走る!」
次回は、2月21日
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