ハートランドへの手紙
佐野さん、53回めの誕生日おめでとうございます。
3月31日から始まる NHKFM 「元春レディオショー」
とても、楽しみに待っています。
いま、FMラジオが2つあるのですが、佐野さんのDJ復帰を記念して、新しいラジオを買おうと思っています。
思えば、佐野さんはいつも、新しいソフト、そしてハードウェアの開拓者でしたね。
日本で初めての、ミュージシャンによるカセットブック。
いつも、佐野さんの新譜はレコード屋さんに予約していたのですが、これは書店ルート。
音楽流通の革命を予感しました。
ポエトリー・リーディングも革新的でした。
これは、25年過ぎても、未だに時代がおいついていなくて、まだ誰もついてきませんね。
この間、初めてダウンロード・サイトで音楽を買う時、迷わず
「New york city 1983」を選びました。
CDを買っていないのが、バレバレですが・・・
日本で初めての、ミュージック・クリップ・ビデオ。
当時はまだ、パッケージで販売されていなかったので、レストランに置いてあるビデオ・ジューク・ボックスに200円を入れて「Young bloods」を何度も見ていました。
同じ映像を何度も見る男をみて、他のお客さんは、引いていました。
日本で初めての、8mm videoを使ったライブビデオソフト「Visitors」
PCMトラックにはデジタル音声という、オーディオファンには、たまらない取り組み。
これが再生できる PCM DAV 8mmビデオデッキ 249,800円を、ソニーの友達にすぐ電話して、 3割引してもらって、買いました。
これが、初めてのビデオデッキ。「おれたちひょうきん族」は、毎週、これで録りました。
もう今は動かなくなりましたが、記念に押し入れの隅っこに仕舞ってあります。
ビデオ発売時、佐野さんがこの作品をモニターした「V8マガジン」の切り抜きは、今も時々、取り出して眺めています。
目つきが鷹のように鋭くて、少し可笑しいです。
日本で初めての、ヒップポップ作品「Visitors」
長い間、この作品へのファンの反応を気に病んでおられたように見受けました。
でも、今や、時代が追いついて、金字塔になりましたね。
遅ればせながら「Visitors」20周年の時計を買いました。
日本で初めての、アナログ12インチシングル
当時は全部買いましたが、どれも、今、聴くことができません。
大半の音源はCDになったようですが、今も古びていないですね。
日本で初めてかはわかりませんが、とても早い時期に出た CDマキシシングル。
CDシングルの、あの非コレクタブルな貧弱さに泣いていた僕らは、アルバムのように、しっくりくる「誰かが君のドアをたたいてる」に飛びつきましたよ。
日本で初めて、ミュージシャンが自ら編集長になってしまうという取り組み「This」
これは、凡人の僕にとって、ちょっとレベルが高すぎました。
そして、僕ら「元春HP」と共につくった日本初のミュージシャン公式サイト。
Moto's Web Server
その歴史的意義が、僕らの誇りです。
そこから派生したインターネット・ライブ、ネット・ラジオ 様々な取り組みは、もう佐野さんの独壇場。
まさに、やりたい放題。
ルールの中で、ルールと概念にとらわれない佐野さんの姿勢は、まさにロックそのもの。
僕らファンの指針です。
そして、また、この時代に、とても懐かしいラジオDJという取り組み。
それにふさわしい、懐かしのラジオを買おうかと考えたのですが、当時、いつも聞き逃していたことを思うと、録音できるUSBラジオにしようと思っています。
佐野さんが、長く長く、歌い続けてくれれば、僕らファンは、さらに長く長く、友達でいられます。
2009 .3.13 moto
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