« 河村たかしが、雰囲気出てきたがね | トップページ | モスドとミスドとモス »

2009年5月22日 (金)

変な話って、どんな話?

あなたは、最近、溺れていないだろうか?

え?私は泳げるって?
いやいや、そうではなくて、海でもプールでもない、あなたの職場での話だ。
いま、職場には「変な話」の洪水が起きている。


あなたも、聞いたことがあるかも知れない。
ある特定の人が好んで使う、何気ない言葉。
けれども少しだけ、耳に残るフレーズ。

「変な話」


 これは、指揮系統が乱れていて、統制がとれていない職場で使われる、不規則発言の枕詞だ。


 「変な話」が乱発される環境
本来、言うべきではない立場の人、または、言ってはいけない内容の発言が野放しにされている。
情報統制がなされていない。


それでは「変な話」って、どんな話なのか。
その趣旨により、分類してみよう。


■自分の立場で言うのは、筋違いな話。
責任者でもないのに、責任者が決断するような内容を話す。
【 使用例 】
 変な話、ノルマは2倍にしたっていいくらいだ。


■身も蓋もない話。
【 使用例 】
変な話、部長なんて、誰がやったって一緒じゃないの?

「ぶっちゃけ」で言い換えることもできるが、職場は和民ではない。
どんだけ若造でも、さすがに職場で「ぶっちゃけ」は言えない。


■無責任な話
【 使用例 】
変な話、担当は僕かも知れないけど、あなたがやってもらうのは、可能ですか?

現代横着サラリーマンの必殺技「可能ですか?」とのセット攻撃は、心穏やかに生きている人々を疲弊させる。


■支離滅裂な話
【 使用例 】
変な話、タバコ吸って時間つぶしても、その分 残業すればいいんじゃないの。


■人格が疑わしい話
【 使用例 】
変な話、これから呑みに行こうか。


「変な話」を枕に使う人は、変な人である。
だが、同僚からは、比較的「まともな人」という評価を得ている人でもある。
それだけに 「変な話」はこれから、フェーズ6=部署を超えた大流行の危険さえある。


フェーズ3= 変なからまともな人への感染 が起こる前に、水際で食い止める必要がある。

対策として有効なのは、情報の伝達についてのルールを明らかにすること。
管理職→中間管理職→ヒラ社員
管理職←中間管理職←ヒラ社員
Plan 、Do、Check、Act それぞれのフェーズにおいて、誰から誰へ、どの順番で、情報を伝達していくのかを明らかにすればよい。

| |

« 河村たかしが、雰囲気出てきたがね | トップページ | モスドとミスドとモス »

ビジネス」カテゴリの記事