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2009年5月10日 (日)

ベンチを温め続けるデコ

4月4日
プレミアリーグ31節 ニューカッスル away  ○2-0
後半、相手のクリアミスから先制。
2点めはツェフのロング・キックから2タッチでゴール。
デコは、ウォーミングアップすることもなく、終始ベンチで暖を取っていた。

ニューカッスルは、アラン・シアラーがこの日から指揮を執った。
テレビカメラはヒマさえあれば、シアラーを捕らえている。
アブラモビッチは、ロシアに帰っているのか、一度も映らなかった。

4月8日
CL2008-09ベスト8第1戦 リバプール  away  ○3-1
前半5分で先制された時は、1-1の引き分けがベスト・リゾルトと思われたが、まさかの大勝。
コーナーキックをゾーンで守るリバプールの陣形を、イバノビッチが一人で2度破った。
デコはベンチ2列め、ベレッチの隣りで座っている。
ベンチが暖まるばかりで、デコ自身に体を温める指示が出ることはなかった。

この試合、J sports Plusでは当日夜に録画放送。
なぜ、生中継ではないのか、少し不思議には思ったが、当日夜であれば、未明の生放送を録画して、ネタバレブロックデーを1日過ごしたのと同じこと。
この次の試合は生でやってくれるのだろうと考えていた。

4月11日
プレミアリーグ ボルトン home  ○4-3
4-0とリードした66分に、ランパードに替わりデコが登場。
その後、立て続けに3点を奪われた。
いずれもカウンターのロングボールが、たまたま決まっただけ。デコのせいではない。

解説者は画面に映るデコを見ながら、来期は残れるんですかねぇ。移籍するにしてもどうなんですかねぇと心配している。
余計なお世話である。
まだまだ、こんなところで終わるデコではない。

4月14日
CL2008-09 ベスト8第2戦 リバプール home  △4-4
J sports Plusは、この試合も当日夜の録画放送。
なぜ生で放送しないのか、だんだんと「?」マークが大きくなってきた。

awayで2点のリードをとれば、普通ならば安全圏。
ところが、いきなり2点を先制される。
主審お得意の「2点めならばPK」の登場だ。
先制点はそのまま、それが決勝点になる恐れがあるので、審判はまずPKを取らない。
これは、2006年W杯、アンリが得た確信犯PK以来の潮流だ。
ところが、どちらかの点が入った途端、当たり前のようにPKを取り始める。

ただ、このPKが決まって 0-2 になってもまだ、2戦合計 3-3 away ゴール数が上回るチェルシーの勝ちは変わらない。
もしこれが、リバプールに勝ちが転がる3点めだったら、審判はPKを取っていないだろう。
サッカーは勝負のあやに合わせて審判が、どちらを勝ちにするかを決めるスポーツなのだ。
なんと、つまらないスポーツか。

ヒディンクは、0-2となったところで、カルーをアネルカに交替。
この用兵が的中。
守勢に回りつつあったチームが攻撃姿勢に転じた。
あと1点取られれば敗退という窮地に幾度となく陥ったが、その都度、反攻に転じた。
デコが出ていないとはいえ、今シーズン最もおもしろいゲームだった。
ただし、ホームで撃ち合いながらも引き分けどまりという結果が、ヒディンクに「このチームは、勝ちきれない」という検討材料を与えたのかも知れない。

2試合合計7-5  1勝1分けでベスト4進出。
デコはベンチには居るのだが、温めただけ。
次戦はいよいよ因縁のバルサ。
だが、チームはよくまとまっており、デコの出場はおぼつかない。
カンプノウではプレーさせてあげたい。
もし、それをデコが望んでいるのならば・・・



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