無線LANを会社に導入させる方法
**社長 様
誓約書
私こと、佐藤一郎は、
この度の 海外第一事業本部 における
無線LAN機器の導入に際し、
今後、無線LANに起因する 情報漏洩により
会社が被った損害金額について
会社が試算した全額を、個人補償することを、
ここに誓約します。
2009年*月*日
海外第一事業部
佐藤一郎
事務所に無線LANを引きたいという人が、後を絶たない。
会社は、セキュリティレベル維持のために、無線LANの使用を禁止しているのにも関わらず。
無線LAN技術は、一定のSecurityが確保されており、素人が情報を盗み出すことはできない。
だが、情報を盗み出そうという悪意のある専門家にとっては、有線LANよりも、無線LANのほうが、格段に敷居が低い。
どうしても、無線LANを引きたい、佐藤さんはこう言うのだ。
だって、便利じゃん 無線LAN。
僕らは一日中、机に座ってるわけじゃないんだよね。
社内のあちこちに移動して、打合せするのよ。
LANケーブルが出てる所ばかりじゃないからね。LANの本数だって限られてるし。
そもそも、セキュリティってなに?
産業スパイがウチの会社を狙ってるって?
現実、あり得ないでしょ。
単に、自分の席だと、周りに上司がいて 息苦しいから、喫茶コーナーとかに行って、思う存分、ネットがしたいだけでしょ?
そんなことは、思っていても口に出せない。
セキュリティ確保について説いても、こういう有事を想定しない人とは、どこまでいっても平行線。
接点がない。
そこで、冒頭の誓約書。
これを出したら、あなたの会社でも、思う存分、好きな場所で、ネットをやらせてもらえます。
祝!無線LAN導入。
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