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2009年6月28日 (日)

デコが10をつけた!

6月6日
away アルバニア ○1-2

アルメイダの先制ゴール。
2分後に追いつかれたが、90分にブルーノ・アウベスのゴールで勝利。
勝ち点を9に伸ばした。

デコは右サイドMFで出場。
前回の試合では、いつもの「20」ではなく「16」をつけたデコ。
なんと、この試合では「10」をつけていた。
16は中途半端な番号であり、なぜ変更??と思ったが、10は悪くない。
「10」はデコが2003-04シーズン、FCポルト在籍時につけていた番号。
フットボールでは「ゲームメーカー」に与えられるユニフォームナンバーである。
「10」は単なる役割を意味する番号ではなく、衆目の一致するリーダーを意味する。
FCバルセロナであれば、2007-08まではロナウジーニョ。2008-09はメッシである。

ブラジル人でポルトガル代表に入ったデコに対しては、フィーゴを始めとして快く思っていない人がいる。
そのデコがポルトガルで初めて背負う「10」
カルロス・ケイロス監督は、ここに来て、瀕死のチームのリーダーとして、デコを指名したと言うことだろうか。

 Carlos Queiroz
 ポルトガル代表監督
 国籍:ポルトガル

1953年3月1日
南アフリカの上にある、モザンビーク共和国生まれ

1989年
U-20ポルトガル代表を指揮して、FIFAワールドユース選手権優勝(主力選手:フィーゴ、ピント)

1991年
U-20ポルトガル代表を指揮して、FIFAワールドユース選手権連覇

1993年
ポルトガル表監督就任(1度目)

1994年
W杯出場を逃し、ポルトガル代表監督を解任された。

1996年
Jリーグ 名古屋グランパス監督

2003-04
レアル・マドリー監督
リーガ シーズン4位に終わり、1シーズンで解任された。

2004-05
マンチェスター・ユナイテッドのアシスタント・コーチに2度めの就任。
4シーズン務めた。

2008-09
ポルトガル代表監督に2度目の就任

 現役プロフットボール選手の履歴は、母国モザンビークのみで終えている。
 ポルトガル国籍を取得して、指導者活動に入った。
 ケイロスは、かつての代表の柱フィーゴと懇意にしている。

 フィーゴが快く思っておらず、プラティニUEFA会長が「ポルトガルの中心」~2008/7 談話~というデコを、ケイロスがどう処するのかが2008年7月時点の注目ポイントだった。
 1年が経った今「10」をつけたという事実には、少なからずほっとしている。



W杯2010 ポルトガル代表

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