自毛植毛とヘアバンド
自毛植毛とは、禿げない部位(後頭部)の自毛を、禿げているいる部位に移す植毛。
植えた髪は、自然のサイクルで発毛、脱毛を繰り返す。
その髪が元々生えていた、禿げない部位の性質を受け継ぐので、植えた毛は禿げにくい。
頭皮を傷めることがあった人工毛の植毛と比べて、安全性が高い。
メディアによく取り上げられているクリニックの資料によると、4500本でおよそ140万円ということだ。健康保険は効かない。
自毛植毛ならば、すべて同じ方法というわけではなく、NHT式、ダイレクト法といった呼び名が違う手術方法を、それぞれのクリニックが採用している。
自毛植毛のネックは、その費用。
そして、手術跡が目立たなくなるまで、どうごまかすかである。
後頭部の髪を組織ごと削り取るので、幅1cm程度の棒状のハゲができる。
ある日、髪が寂しい30歳の後輩が、会社にヘアバンドを巻いてきた。
こっそり、話しかけて「いくらだった?」と聞くと答えず、
100万くらい?と水を向けると、まぁそれくらいですねと言っていた。
彼は1ヶ月近くヘアバンドを巻いていた。
今は額の境界線に、徐々に産毛が生えつつあり、いつも遠くから無事の成長を祈っている。
植えた髪は一旦抜け落ちて、また生えてくる。
それまで1年から1年半かかる。
気の長い話だが、髪が復活するならば、それくらいは待てるだろう。
↓
育毛
育毛とは「脱毛予防」のことである。
日本では、発毛剤として売られている大衆薬はリアップのみ。
薬局で販売されている育毛剤は、頭皮を健全な状態に保ち「脱毛」を予防するものの、発毛効果はないものが多い。
また、かつら、増毛を手がけていた大手業者が、育毛指導役務を商売にしている。
↓
発毛
サイクルとして自然に生えてくるのを助成する方法と、休止している毛根を再生する方法がある。
【 具体的手段 】
1,発毛作用のある育毛剤(リアップ、ロゲイン)を使う。
2,通院して、飲む毛生え薬プロペシア(成分名:フィナステリド)の処方を受ける。
3,民間の毛髪カウンセリング業者(アデランス、アートネーチャー、リーブ21など)に通い、ヘアケアサービスを受ける。
1999年6月に発売された大正製薬のリアップが、2008年は100億円を売り上げている。
リアップは、アップ&ジョン社が開発したロゲインの国内版。
日本では初めての、医療用での発売を経ていない大衆薬~ダイレクトOTC薬~として発売された。
初年度の売上げは300億円。
60ml入り実売価格5,500円。発売以来しばらく値崩れしなかった。
2005年3月刊行の「食品と暮らしの安全No.191」では、リアップは使用をやめると一気に髪が抜けるリバウンドの恐れがあると指摘された。
現在、リアップには「使用をやめると生えた髪を失う可能性がある」という注意書きが入っている。
つづく
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