谷中を散歩
谷中は日本人よりも、世界の日本ファンに有名な下町。
雷門の浅草、寅さんの柴又は知っていても、谷中を知らない人は多い。
かくいう自分も、ついこの間まで、知らなかった。
どこか、散歩に行こうと思い、図書館で読んだ本でみつけた。
「たになか かぁ・・ 今度、いってみよ」
後日、友達から 「motoさん、やなかですよ」 と注意された。
危うく、全国の読者に向かって 【 たになか 】 と書くところだった。
谷中はJR山手線の駅「日暮里」が最寄り駅。
新宿方面から来たならば、西日暮里でもよい。
谷中は、日暮里駅の南西に広がる一帯。
日暮里駅の南口を出ると、ちょっと注意が必要だ。
改札を出てすぐ左側にある地図で、現在地と谷中一帯の位置関係を把握してから、歩き出す。
喫茶店「あずま家」は、黒糖をつかった あんみつが美味しい。
左が「アイスクリームあんみつ」 右が「白玉あんみつ」
ちょうど、予約してきた団体客が、そろって「アイスクリームあんみつ」を食べていた。
丼物や、オムライスなどの食事もできる。運ばれていく、細めのオムライスが、いかにも昭和の風情で美味しそうだった。
あずま家を出ると、次は、夕焼けだんだん方面へ進む。
特に「夕焼けだんだん」方面はこちら!といった、標識は出ていない。
しばらく行くと、視界から急に道が消えている。
そこには、急な高低差をつなぐ、階段があった。
一見、なんの変哲もない階段。
ところが、だんだんを降りて、見上げてみると・・・
やっぱり、なんの変哲もなかった。
なにか、あるに違いないと、もう一度、登ってから、やり直す。
階段は36段。 特に段数にも、こだわりはなさそうだ。
その先は、谷中ぎんざの商店街
右手に、メンチカツが有名な「すずき」がある。
ちょうど、誰も並んでいない。
メンチカツだけがガラスケースの中になかった。一瞬、売り切れか?と戦慄が走ったが、揚げたてが奥にあった。
まさに、ハンバーグをそのままカツにしたようなもの。立ち食いも悪くないけれど、やはり、ごはんのおかずで食べたい。きっと、カレーに乗せたら美味しいだろう。
メンチカツを半分くらいかじったら、ボランティア観光案内だという方が、いつのまにかヨコにたっていた。
「いつもは、20人くらい、並んでるのよ~。ラッキーねぇ」
江戸千代紙の いせ辰
千代紙、扇子、ハンカチなどが並ぶ。
風呂敷(小) 50cm×50cm 525円を買い求めて、風呂敷デビューしてみることにした。
風呂敷は風呂の脱衣場に敷き、脱衣をくるんで持ち帰るのに使ったから、風呂敷と名が付いた。今時、風呂には敷かないが、エコバッグ代わりに、スーパーで使ってみたくなった。
後日、さっそくスーパーで使ってみたが、買い物には、少し小さかった。
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 貸し切りの平和祈念像 長崎稲佐山スロープカー(2025.02.05)
- 初日から速さに目を見張ったFLAGSHIP STOREの会計オペレーション(2025.02.02)
- 磨き抜かれた夢の街 長崎スタジアムシティ開業 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【1】(2024.12.28)
- 東町運動公園とアダストリアみとアリーナが頭の中でつながらない(2024.12.23)