佐世保ドライブ2
佐世保北高校から佐世保市役所とは反対側に丘を降りると、名切町です。
そこには数年前、銃乱射事件があった「ルネサンス」があります。
佐世保市の中心はなんと言っても四ケ町。
"よんかちょう"と読みます。
ここは、日本一長い直線アーケード街。曲線アーケード街というのがあるのかはわかりませんが・・・
佐世保出身の人は、アーケード街 イコール 繁華街、お出かけという刷り込みがあるため、どこの土地に行っても、アーケードがあると、とても落ち着き、華やいだ気持ちになります。
川崎市の中心、銀柳街のアーケードは、とても四ケ町に似ていると思います。
佐世保駅の方から来ると、デパート「玉屋」までが四ケ町。
そこから先はサンプラザ。旧名称「三ケ町(さんかちょう)」です。
ただ、三ケ町は昔から人通りが少なく、四ケ町とは違う町のようです。
いっそのこと、四ケ町を名乗ればいいと思うのですが・・
島瀬公園の周辺で車を駐車場に入れます。
そして、まずはデパート玉屋。
ここの一階、食品売り場の一角 ラビアンローズに "玉屋のサンドイッチ" があります。
ミクシィには「玉屋のサンドイッチ」というコミュニティがあり、大勢の人で賑わっています。
持ち帰り用で二人前が入り、1箱 600円
2008年7月1日より、従前の525円から600円に値上がりしました。
テイクアウトして、どこかで食べてもいいし、売り場にテーブルと椅子があり、その場で食べることもできます。
具材は、レタス・トマト・キュウリ・ハム・玉子。
スプレッドは甘さが漂うマヨネーズ。野菜には特に合っています。
買って帰り、冷蔵庫で数時間保存してから食べても美味いです。
蓋をしておけば、ひと晩冷蔵庫に置いても、パンがさほど干からびていませんでした。
2007年8月に行ったところ、それまでになかった「佐世保サンド」という貼り紙をして売っていました。でも、パッケージには「佐世保サンド」の文字は入っていません。
「佐世保バーガー」が世に出たので、このサンドも、佐世保を冠してみたのかも知れません。
玉屋を出ると、いよいよ日本一の直線アーケード、四ケ町。
佐世保駅方面に向かって歩いていくと、右手に「白十字パーラー」があります。
白十字パーラーは「ぽると」を作っている老舗の洋菓子店。
「ぽると」は、ざらめのついたクッキーで、ゆずの味がほのかに漂うザボンの餡をはさむお菓子。
~現在は、ザボンは原材料に入っていない~
とにかく、日本茶に合います。
これ以上に合うお菓子はないんじゃないかと思うくらい、合います。テレビ東京が「日本茶に合う和菓子選手権」を開いたら、優勝すると思います。
子どもの頃は、あまり好きじゃなかったので、年齢を重ねると美味しくなるお菓子と言えるかも知れません。
このお菓子、佐世保の人なら誰でも知っているけれど、他県ではとても知名度が低いのです。
名前はポルトガルのポルト市にちなんでいます。
白十字パーラーでは、数年前から予約制で「ジャンボぽると」を作っています。
ただ、あれをどんな場面で食べるのか、想像がつきません。
左に見えるのが500円のぽると。下段に見えるのが普通の大きさのぽると
白十字パーラーは1925年に開店、ぽるとの発売年が明記された資料が、見つからないのですが、旅のガイドブック「長崎佐世保2006」成美堂出版には "40年前から売られている"と書かれていました。
白十字パーラーは店の奥と2階が喫茶店になっていて、ここに名物のジャンボパフェがあります。
大ビアジョッキに入ったジャンボパフェ「チャレンジフルーツ」「チャレンジバナナ」はそれぞれ900円。2008年にはチョコが増えて3種類になっていました。
その先には、ジャンボシュークリームのオブジェが目印の「蜂の家」があります。
ジャンボシュークリームは、チューブに入ったチョコソースをかけて食べます。このお店は銀座歌舞伎町のそばに出店しています。名古屋の矢場とんもそうでしたが、地方の食べ物屋さんが東京に一号店を出す時、まずは銀座からと考えるのかも知れません。
アーケードからは、ちょっと離れた所には喫茶店「バードモナミ」があり、ここのコーヒーゼリーがこれまたジャンボです。
テーブルに運ばれて来た時、一瞬、言葉を失います。
ただ、このお店は開店が遅いので、できるだけ夕方に近い時間帯に行くことをお勧めします。
つづく
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