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2009年8月19日 (水)

集合研修で、講師が気をつけること

 今日は午後1時から3時間、研修がある。
 あなたの手帳に、そう書いてある。

 朝にその予定を確認した時、あなたは、どんな感慨を抱くだろう。

1,忙しいのになぁ、内職もっていこ
2,3時間も息抜きできる。ラッキー!
3,講師のサトウさんの話、おもしろいから、いい勉強になりそうだな。

 立場を替えて、あなたが講師のサトウさんだったとしたら、上記3つのうち、どう思ってもらいたいだろうか?

 そこで、集合研修の講師が気をつけるとよいことを、体験の中から挙げてみよう。

■初めに「お題」を振って、雑談をする。
 受講者が、想定していなかった話を振って、脳を使わせる。
 開始直後の入眠が、これで防げる。

■現在行っている研修内容、練習課題について、後続研修への影響を説明する。
 今聞き逃すと、まる1日置いてけぼりになることを、事前に警告してあげる。

■休憩:60分につき15分の休憩を取る。
 「これから90分授業だ」と思っただけで、社会人が長い人は意欲が持てない。

■休憩からの再開時間を守る。
 「もう皆さん揃っているから」と1分でも早く始めると、講師に対して不信感が生まれ、受講者の心にしこりが残る。

■資料の使い方
 テキストのページ、スクリーンに映している画面が変わる度に、ページ数、画面コードを口で言う。
 一度脱落してしまった人が、戦線に復帰できるように常に気を配る。

◆教材のつくりかた

■データの【 例 】を挙げる時に「ベルリン」「フランクフルト」のような、感情移入できない地名を使わない。
 会社が浅草にあれば「浅草」を使う。

■受講者が会社の一部署に限られる場合、扱っている商材名称を入れる。
 その場で皆に聞いて地名、商材を入れるとよい。

■並び順を整理する。
 違う分類の資料を、ランダムに登場させてはいけない。

▲悪い例
組織図1
→画面1
→用語定義1
→ビジネスフロー1
→伝票の構造1
→組織図2
→画面2
→データフロー1
→ビジネスフロー2
→画面3
→データフロー2

●よい例
用語定義
→組織図1,2
→ビジネスフロー1,2
→伝票の構造
→画面1,2,3
→データフロー1,2

 図、定義、フローは それぞれを一まとめにする。
 また、複数の章がある場合、どの章でも一定の並び順にしなければならない。

 紙で配る資料
■講演途中に、受講者がいつでも話の全体像を確認できるよう、システム全体図、画面展開図などの図を掲示するか、B4以上の紙に印刷して、事前に配る。

■一定のストーリーでつくる。
 起承転結をどの章も一定にする。
 それを目次のページに記述して、冒頭に紹介する。
 こうすることで、受講者は「この講師は、考えが頭の中でよく整理されているな」という第一印象を抱く。
 それが、安心と期待感を与えるのである。

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