ポルトガル対日本
時を遡って8月11日
日本ーポルトガルの親善試合の開催が確実となったと讀賣新聞が報道している。
6月にポルトガル側から申し出があり、デコファンはその成り行きに注目していた。
2010年は日本とポルトガルの近代的外交樹立150周年ということもあり、交渉が順調に進んだようだ。
開催時期はW杯前の2010年5月~6月、またはW杯後の8月11日。
前者であれば、開催地に近いポルトガルかアフリカ大陸での開催の可能性が高い。
後者となれば、日本開催の可能性が出てくる。
代表チームとして来日するデコ
それは夢のようだ。
欧州サッカー選手はクラブチームで来日した際、代表ユニフォームで出迎えられることを嫌う。
デコも同様だ。
これまでの来日はいずれも、FCバルセロナの一員としてだった。
ポルトガル代表ユニフォームでの歓迎を、デコファンは封印してきた。
親善試合ということも相まって、デコはクラブチームのそれとは違う表情を見せるだろう。
ただ、今はそれどころではない。
2010W杯予選
残り4試合は、首位のデンマークと1試合。2位争いのライバルハンガリーと2試合。そしてマルタと1試合。
厳しい相手と3試合を残しているが、それは直接叩いて逆転することができるとも言える。
勝っても勝っても相手が逃げていくのは切ないものだ。
ここに来て、カルロス・ケイロス監督は、スポルティング・リスボンのFWリエジソンを初めて代表に招集した。
リエジソンはブラジル生まれだが、ポルトガル国籍を取得。
デコと同じ境遇である。
32歳と年齢は高いが、FWの得点力が弱いチームにとっては、予選突破の最後の切り札だ。
9月3日
FIFAがチェルシーに1年半の補強活動禁止を言い渡した。
2007年にランスからMFガエル・カクタを引き抜いたことが原因。
チェルシーは2010年冬、2010年夏、2度の移籍期間において、選手を補強できない。
ただし、所属する選手が出ていくことは禁止されていない。
1年居残りとなったデコにとっては、悪くない状況と言える。
| 固定リンク | 0
「デコ」カテゴリの記事
- W杯2010「山本昌邦のウルグアイ講座」につづく「モロッコ礼賛」(2022.12.12)
- W杯2022 ポルトガル対日本 初対戦の可能性をしらべる(2022.09.13)
- W杯6大会連続出場 ポルトガルの歴史(4)ユーロ初優勝(2022.09.12)
- W杯6大会連続出場 ポルトガルの歴史(3)(2022.09.11)
- W杯6大会連続出場 ポルトガルの歴史(2)(2022.09.10)