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2009年9月23日 (水)

ドタ参 大歓迎!

ドタ参は幹事にとって、ありがたいものである。

ドタ参とは、ドタン場で決めたオフ参加。
ドタキャンの反意語。
2006年には、ネットのオフ用語として定着した。

 ドタ参の定義
■募集期限を過ぎている。
■お店の予約が済んでいる。
■オフ当日、前日の参加表明。

 なぜ人は、ドタ参するのか?
■スケジュールが空くかどうかが、直前まで不透明である。
 仕事の都合を自分で100%コントロールできる人は、日本には少ないようだ。

■参加表明すると、急遽欠席(ドタキャン)しづらい。
 これは、ネットに限らずどこにでもいる人たちの習性。
 これを「迷惑ドタ参」と呼ぶ。

■同日時に他にイベント予定があり、どちらに出るかを迷っている。
 オフに参加する層の人びとは、積極的にあちこちの公演や集会に行くようである。
 直前でもドタ参してくれると、人数が整って幹事は助かる。
 これを「歓迎ドタ参」と呼ぶ。

■早めに参加表明して、幹事の人数読みに協力したいという発想が、そもそも無い。
 こういう人は、職場でも同様の態度を取る。
 日本ではこういう人が容認されているが、見ている人はしっかり見ている。

■嫌なやつが参加しないか、誰が参加するか、メンバーを見極めて、参加を決めたい。
 女性に多い動向。
 とても賢明な策である。それを責めることはできない。

 「ドタ参は迷惑」と考えるのは早計。
 告知しただけで、黙っていても10人、20人と参加者が集まるコミュニティは少ない。
 互いに静かににらみ合い、牽制しあって、結局、誰も集まらない・・・
 そんな結果になるよりは、ドタ参はとてもありがたいことだ。

 ドタ参するということは、最後までそのオフに関心を持ち続けていたと言うこと。
 実際には、告知さえ見ていない人の方が圧倒的に多いのである。
 そんな中、最後の最後まで
 「行けたら、行きたい」
 と考えてくれることが、なんとありがたいことか。

 ドタ参を恥じることはない。
 堂々と遠慮無く、ドタ参しましょう。

キーワード「ドタ参」でのヒット数は次の通り。

YAHOO! 138,000
Google   32,400
2008年7月現在

YAHOO! 101,000
Google   29,000
2009年9月現在

ことばとしては定着しているが、ページ数は減っている。
これは、検索エンジンのアルゴリズム変更によるものだろう。

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