ドタ参 大歓迎!
ドタ参は幹事にとって、ありがたいものである。
ドタ参とは、ドタン場で決めたオフ参加。
ドタキャンの反意語。
2006年には、ネットのオフ用語として定着した。
ドタ参の定義
■募集期限を過ぎている。
■お店の予約が済んでいる。
■オフ当日、前日の参加表明。
なぜ人は、ドタ参するのか?
■スケジュールが空くかどうかが、直前まで不透明である。
仕事の都合を自分で100%コントロールできる人は、日本には少ないようだ。
■参加表明すると、急遽欠席(ドタキャン)しづらい。
これは、ネットに限らずどこにでもいる人たちの習性。
これを「迷惑ドタ参」と呼ぶ。
■同日時に他にイベント予定があり、どちらに出るかを迷っている。
オフに参加する層の人びとは、積極的にあちこちの公演や集会に行くようである。
直前でもドタ参してくれると、人数が整って幹事は助かる。
これを「歓迎ドタ参」と呼ぶ。
■早めに参加表明して、幹事の人数読みに協力したいという発想が、そもそも無い。
こういう人は、職場でも同様の態度を取る。
日本ではこういう人が容認されているが、見ている人はしっかり見ている。
■嫌なやつが参加しないか、誰が参加するか、メンバーを見極めて、参加を決めたい。
女性に多い動向。
とても賢明な策である。それを責めることはできない。
「ドタ参は迷惑」と考えるのは早計。
告知しただけで、黙っていても10人、20人と参加者が集まるコミュニティは少ない。
互いに静かににらみ合い、牽制しあって、結局、誰も集まらない・・・
そんな結果になるよりは、ドタ参はとてもありがたいことだ。
ドタ参するということは、最後までそのオフに関心を持ち続けていたと言うこと。
実際には、告知さえ見ていない人の方が圧倒的に多いのである。
そんな中、最後の最後まで
「行けたら、行きたい」
と考えてくれることが、なんとありがたいことか。
ドタ参を恥じることはない。
堂々と遠慮無く、ドタ参しましょう。
キーワード「ドタ参」でのヒット数は次の通り。
YAHOO! 138,000
Google 32,400
2008年7月現在
YAHOO! 101,000
Google 29,000
2009年9月現在
ことばとしては定着しているが、ページ数は減っている。
これは、検索エンジンのアルゴリズム変更によるものだろう。
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