江山楼と平和祈念像とびわソフト
ココウォークでお昼ご飯を探す。
この施設のホームページは、最新技術に敏感なデザイナーが作っているようで、抜群に検索性が悪い。
作った側はキレイでイケてるページを作って満足だろうが、短時間で的確に情報にたどり着きたい側は、とても血流が増える。
ホームページで情報を見つけるのは諦めて、自分の足で見て回る。
すると、今日は見送ったはずの「江山楼」がココにも出店していた。
見つけてしまったからには入らないわけにはいかない。
江山楼と言えば炒飯。
チャンポンは二人以上で来た時に頼み、炒飯と分けあいっこする。
期せずして目の前に現れた炒飯に、居ても立ってもいられずさじをつきさして一口。
そこで、写真を取り忘れたことに気づき、U太郎を取り出す。 自らの成長に連れて、対象物は相対的に縮んでいく。 子どもの頃は巨大だった像も、時の流れと共にカラダが縮み、今はほどよい大きさになった。 その威風堂々とした姿は十分な迫力がある。 ←人を入れた場合、このような情景。 背後に建造物がなく開けているため、像は空に浮かんでいるように見える。 大仁田厚が誰かと打合せをしている。だが、取り囲む人は誰もいない。彼を初めて知ったのは別冊ゴング。15歳でジャイアント馬場の全日本プロレスの門を叩いて間もない頃。こんなか細い少年が、プロレスをやっていけるとはとても思えなかった。
周囲に気兼ねなく撮れるこのカメラは、旅の供に欠かせない。 長崎の締めは「平和祈念像」
長崎市に来て、ここに寄らずに帰るのは難しい。 それでも、その小さいことにびっくらこいたシンガポールのマーライオンや、広島の原爆ドームのようなことはない。
1枚ずつ露出を変えて試してみる。まだ時間は 14:41 十分に陽は高いが、写真では夕闇が迫っている。
長崎大学の脇を抜けて長崎自動車道に乗る。
かつては長崎バイパスといった。
市内を脱出して福岡へ戻るクルマでよく混んだものだが、長崎自動車道が市内を突き抜けて長崎港まで延びたことで、それも解消されている。
お盆を控える週だが、高速の上は空いている。片側2車線の道。クルマは一路、びわソフトが待つ大村湾パーキングエリアへ。
パーキングエリアに着くと、探すまでもなく、とてもわかりやすいソフトクリーム売店が見えた。
びわソフト売店の右手には「わざわざこのソフトのために訪れる方もいるほどです」といった能書き。
と構えたそばから、もう溶け始めている。
さて、味は・・確かに美味かった。
果物や野菜、名産品を織り込んで、ご機嫌をうかがうご当地ソフト数あれど、びわソフトの出来は最高の部類にはいろう。
びわと言えば茂木。茂木のびわといえば、びわが丸ごとはいった「びわゼリー」も定位置を確立している。
柿といい枇杷といい、種がある果物は好きになれないという人も、デザートに化けた枇杷ならば美味しく食べられる。
長崎の夜は遅い。
陽はまだ高いが、早起きした分だけ家に早く帰ろう。
そして、明日は憧れの「やまなみハイウェイ」をめざす。
*今日もべた凪の大村湾
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