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2009年11月21日 (土)

毎日なにか捨てる

 今年も大掃除の季節がやってくる。

 いつか使うかもしれないと思っていたモノ。
 ヒマがある時に整理しようと思っていた資料。

 大掃除の日にそれらに再会すると、なぜ日頃から、整理する時間をとらなかったのだろうと思う。

 同感だと思った方は 「毎日なにか捨てる」を座右の銘にするとよい。
 一日一善 同様、一日一捨

 大掃除の日にまとめて捨てるのではなく、1日1つ何か捨てる。

 事務机に、ノベルティでもらったペン、沢山の色の蛍光ペン、整理していないメモの紙切れなどが貯まっている。
 「えっと、赤の水性ペンはどこだ?」というような日々のルーチンワーク(いつもの仕事)が毎回数秒ずつ遅くなっている。
 いつも使わないモノを捨てるか、どこか別の場所に仕舞うと、新しい時間が手に入る。

 人とのつきあいも捨てる。
 年賀状の宛名書きをする時、考えてみる。
 最後に会ったのはいつだったか?
 最後に電話で話したのはいつだったか?
 いつまでも年賀状だけ続けるのではなく、捨てていく。
 会社の机にたまっている名刺は、住所録に入力したら捨てる。

 本棚に立てている本も捨てる。
 知識は脳に入っている。
 手にとって調べたくなったら、すべての本は図書館かamazonでみつかる。
 ただし書籍と比べて、雑誌の再入手は難しい。
 本棚のスペースは、大部分を古雑誌にあてがう。

 知識も人との出会いも、捨てると新しいものが手に入る。

 「見込みリスト」や「アドレス帳」に、たくさんの人が載っている。
 だが、どれも見込みがほとんど消えている候補。

 それでも、並んでいるだけで、知らず知らずのうちに、かけても意味のない時間を積み重ねてしまっている。
 ある時、ばっさり捨ててしまえば、自分が気づかなかった世界が目の前に広がるだろう。

 身近な人が死んでいなくなると、肉体としての相手は消えるが、
 以前よりも心のなかに大きな存在となって現れる。



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