東京国際フォーラム あなたに感謝
東京国際フォーラムは、東京都内で最大規模のコンサートホールである。
収容人員ならば日本武道館、東京ドームにかなわないが、その2つは競技場であり音楽には向いていない。
東京国際フォーラムはガラス棟と4つの棟から成る。
船をイメージした外観のガラス棟は、隣接するJR有楽町駅の高架カーブに合わせて湾曲している。
このガラス棟のように、屋内に取り入れた、あたかも屋外のような吹き抜けを「アトリウム」という。
■オープン:1997年1月
■設計:ラファエル・ヴィニオリ(ウルグアイ人)
イベント施設としても、東京都内で最大級である。
東京近辺にはお台場の「東京ビッグサイト」、千葉県幕張の「幕張メッセ」という大きなイベント会場があるが、どちらも交通の便が悪い。
その点、東京国際フォーラムは東京駅の1つとなり「有楽町」から徒歩0分と、抜群の好立地。
東京、埼玉、千葉、神奈川いずれからも交通の便がよい。
そこは、新宿に都庁が移る前、旧東京都庁が建っていた場所である。
展示ホールでは、国内最大の環境展示イベント「エコプロダクツ」など、見本市が多く開かれている。
教室形式の小会場も多数あり、メイン会場と連動したセミナーを開催する、アカデミックなイベントに強い。
ITベンダーやSIerの年次イベントも、よくここで行われている。
ホールAは、2016年東京五輪が実現していれば、ウェイトリフティング会場になる予定だった。
音楽では "日本武道館でやるほど人は呼べそうにないが、ある程度収容人員が多く、音もいいホール" が必要な時に使われている。
2006年
佐野さんは1月から、アルバム発売を未定のままにして「星の下路の上」ツアーに出る。
そのツアーファイナルは4月2日、東京国際フォーラム。
「有楽町で会いましょう」をキャッチフレーズにしたプロモーションが行われ、当日開演前の場内にはフランク永井の「有楽町で逢いましょう」が流れた。
元春はここで初めてツアータイトル曲「星の下路の上」を演奏した。
1985年のビジターズツアースペシャル以来、久々に天井から無数の風船が舞い降りて、それはとても懐かしい時間になった。
そして今日、2009年11月11日
井上陽水 40th Special Thanks Tour
東京国際フォーラム ホールA
長く遠くから耳だけ傾けていた陽水と10mの距離に接近する。
待ちに待ったこの日を無事に迎えることができて、ほっとしている。
皆さんのお陰です。
ありがとう。
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