高速は日曜に乗れば必ず1000円なのか?
小月インターから高速に乗り、ほんの少し走ると下関インター。
そのすぐ先に関門橋。
九州の人間にとって、下関インターを過ぎてこの橋が見えてきた時の高ぶりは、何度通っても変わらない。
九州自動車道を八幡インターで下りて、国道200号線を南下したところにあるのが飯塚市。
井上陽水の出身地 嘉穂郡(現在は飯塚市に編入されている)の西隣り。
現在は飯塚市とはいえ、陽水が飯塚市出身に括られるのは違和感がある。
YUIの出身地 新宮町(現在は合併して古賀市)の南東に位置する。
飯塚といえば、前総理大臣麻生太郎の出身地。
女優 肘井美佳の出身地である。
彼女が今後、飛躍を遂げた時、この町は一躍脚光を浴びることだろう。
この町に住む妹のところへ母を送り届ける。
オールド・ガールズトークは二人に任せ、カメラを持って町へ。
お目当ては飯塚きっての進学校、嘉穂高校。
夏帆のカホではなく、島田歌穂のカホでもなく嘉穂である。
そんなのどうでもいいが
写真のベストスポットを探して、学校をくるりと一周したが、まるで要塞のよう。
どこからも校舎を臨むことができなかった。
翌日は東京へ向けての出発日。
今日はウチでゆっくりと寝ておきたい。
なぜ泊まっていかないのだという、おばちゃんの主張にやんわりと断りを入れた。
かつて営業でこの町を回っていた頃はまだ一部のみだった八木山バイパスは、とうに福岡インターまで延びていた。
九州自動車道、長崎自動車道はお盆とはいえ夜の時間帯は混雑もない。
なんの思い出も感慨も残らぬうちに、佐世保インターを下りて長い一日が終わった。
明けて佐世保最終日
昼間のうちに白十字パーラーで帰省土産の買い物を済ませ 「玉屋サンド」の食べおさめにて、この旅の思い残しは何もない。あとは東京まで無事にこの旅を終えることに集中する。
高速は日曜に乗れば必ず1000円なのか?
これは、復路の日程を組むうえでの最重要ポイント。
事前に NEXCOに問い合わせた。
結論から言うと、NEXCO3社の高速道路から出なければ 1000円。
日曜日に高速に乗る。
日付が変わり<月>になる。
もし途中一度でも NEXCO3社以外の道路に出ると、そこで1000円適用が途切れる。
再びNEXCO3社の高速に戻っても、そこから先は平日料金。
【 1000円が適用されるケース 】
日曜日 佐世保インターから高速に乗る
↓
途中で日付が変わり、月曜日になる
↓
九州道~名神~東名 を走る
↓
東京インターでおりる。
*全路線に 日曜日の料金が適用される。
【 1000円が適用されないケース 】
日曜日 佐世保インターから高速に乗る
↓
途中で日付が変わり、月曜日になる
↓
九州道~阪神高速~名神~東名 を走る
↓
東京インターでおりる。
*途中で、NEXCO3社以外の道路である「阪神高速」を利用しているので、そこから先は平日料金が適用される。
極力混雑する日曜を避け、なおかつ料金は 1000円適用になる。
そのために日曜の深夜に高速に乗り、月曜日を使って東京へ行く。
下調べでルートを出し、その経路すべてがNEXCO3社の道路であることを確認しておいた。
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