安全に、高速のSAで寝る方法
旅に出る3ヶ月前の5月、SAで寝るための情報収集を行った。
防犯の意味で人気のない場所は避けたい。
そこで、24時間オープンのコンビニがあるSAをピックアップ。
次は車内で寝る工夫
クルマをコンビニの前に停める。
一晩寝ると車内はかなり暑くなるので、窓は5mmほど開けておく。
貴重品が外から見えないように隠す。
ドアロックして、エンジンを切ったら、キーをポケットにしまう。
椅子はほとんど倒れないので、できるだけ前にスライドさせて、リクライニング角を稼ぐ。
夜行バスで寝ると思えば、それも苦にはならない。
あとから友達に「あのクルマでどうやって寝たのか」と突っ込まれたのが嬉しかった。
7:40
起床
5時間で目覚める。なんだか寝た気がしない。
広島の空は快晴。昨晩の喧噪が嘘のように、人気がない。
歯ブラシとタオルを持って洗面を済ませる。長距離トラックドライバーになった気分。
お土産に買おうと思っていた、変わり種のもみじ饅頭は跡形もなくなくなっていた。
次に入荷するのは2時間後と聞き、ノーマルのもみじ饅頭を買う。
7:55
いよいよ、長かったこの旅も最終日のスタート。
無事の旅 しっかりと目の前に集中しよう。
エンジンスタートボタンを押すと、カーナビは東京まであと826kmと表示した。
9:40
吉備SAで休憩
岡山県ご当地マスカットソフト 300円の看板に惹かれ、この旅3つめのソフト。
旅の始まりは「うどん」にこだわっていたが、いつの間にかこだわりは「ソフト」に移っている。どだい、真夏にうどんにこだわることに無理があった。
マスカットのほのかな香りがするソフトは、つぶつぶ氷の舌触りが珍しい。
長崎県民のひいき目かも知れないが、大村湾の「びわソフト」 ハウステンボスの「チューリップソフト」のほうが美味かった。
10:00 に車内に戻るとハンドルが焼けている。早くも暑い。
東京のゴールまであと 658km
今日も暑くて長い一日になりそうだ。
真庭PAの鯖寿司
勝央SAの岡山地鶏親子丼
をチェックしていたが、スルーして先を急ぐ。
少しでもゴールまでの距離を減らしたい。
「神戸JCT 渋滞15km」
ここまで順調に来たが、近畿エリアはそう簡単に通してくれそうにない。
11:18
三木SAで休憩
クルマに戻り、ハンドルにかけたバスタオルを外し、エンジンスタートボタンを押す。エンジンがかからない!
慌てて、鳴りかけた音楽を消し、エアコンを落とす。車内に静寂が漂い、血の気が引くのがわかる。
バッテリーはこの旅の直前、ネッツの安心10険を受けた際、新品に替えてきたばかりだ。
それでも、この猛暑ではダメだというのか。
保険会社チューリッヒのロードサービスを呼んだところで、小一時間のロスタイムになる。
途方に暮れた。
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