デコ2年ぶりのCL決勝トーナメント
12月5日
プレミアリーグ15節
away マンチェスター・シティ ●1-2
デコフル出場 86分にイエローカードを受けた。
12月8日
CLグループリーグ6節 (最終節)
home アポエル △2-2
グループ 1位通過が既に決まっているチェルシーは大幅にメンバーを落とした。
デコはベンチ入りしなかった。
12月12日
プレミアリーグ16節
home エヴァートン △3-3
デコはお父さんの具合が悪く チームを離れ、ベンチ入りしなかった。
12月16日
プレミアリーグ17節
home ポーツマス ○2-1
デコ先発出場
バラックが下がりめにプレー。デコは攻撃的MFに位置した。
チームから浮いている選手、信頼を得ていない選手は、試合後に「パスがこなかった」と嘆く。
バルセロナに本拠地をおくエスパニョールの中村俊輔が今シーズン、そのようなコメントをしていた。
この試合、DFからのボールがデコを経由するかに注目したところ、球はまずまずデコに渡っていた。
今、確かにチェルシーにデコの居場所がある。
そう、ほっと胸をなでおろす。
ところが、後半12分
左足を負傷して、自らベンチに交替を求めるサインを送る。
ベンチはすぐに気づき、デコはベンチへ下がる。
決勝点は PKをランパードが決めた。
この前のPK機会を外しているランパード。見ているほうが緊張したが、GKが飛んでいなくなったゴール中央の上隅へ。
よくもまぁ、あんな難しい位置を狙うものだ。
PKを得たのはイワノビッチ。
確かにエリア内で相手DFの足はかかっていたが、高速のランニングでつけた勢いを一切殺さず、浅田真央かと思う 4回転。
この名演技がなければ、ただでさえ PKに渋いレフェリーは笛を吹かなかっただろう。
12月18日
CL決勝トーナメント抽選会
1回戦の相手はインテルに決まった。
シーズン開幕前、デコが移籍するはずだったチーム。
恩師のモウリーニョが率いるチーム。
対戦可能性があった グループ2位 8チームの中では、もっとも厳しい相手といえる。
ただ、グループリーグを1位通過したチェルシーは、第1戦を away サンシーロ。第2戦を home スタンフォード で戦うことができる。
その点は戦いやすい。
去年まで、サンシーロがホームグラウンドだったアンチェロッティ監督としては、やりやすい場所といえる。
(ACミランとインテルは共に、サンシーロをホームグラウンドとしている。)
前シーズン、CLが再開される前の 2月にスコラーリ監督が解任。
デコはCL決勝トーナメントには、一切出場機会がなかった。
今回出場機会があれば、2008年4月29日 2007-08シーズン バルセロナ在籍時の CL準決勝第2戦 マンチェスターユナイテッド戦以来となる。
今年は、青一色のユニフォームで 大いに存在感を発揮してもらいたい。
| 固定リンク | 0
「デコ」カテゴリの記事
- W杯2010「山本昌邦のウルグアイ講座」につづく「モロッコ礼賛」(2022.12.12)
- W杯2022 ポルトガル対日本 初対戦の可能性をしらべる(2022.09.13)
- W杯6大会連続出場 ポルトガルの歴史(4)ユーロ初優勝(2022.09.12)
- W杯6大会連続出場 ポルトガルの歴史(3)(2022.09.11)
- W杯6大会連続出場 ポルトガルの歴史(2)(2022.09.10)