箱根駅伝をかんたんに説明しますよ。
箱根駅伝 正式名称:東京箱根間往復大学駅伝競走は 1月2日(往路)、1月3日(復路)に開催される、関東地区の大学が参加する駅伝。
開催概要
■区間:往路5区 復路5区 合計10区
■コース: 東京大手町読売新聞社前~神奈川県箱根町 芦ノ湖駐車場
往復共に同じコース
片道約110km
国道15号、国道1号を走る。
コースの一部、平塚市あたりが湘南国際マラソンのコースとしても使われている。
■中継所:往路・復路ともに 鶴見、戸塚、平塚、小田原 の4カ所
ルール
■ 往路と復路は、違う選手が走る。メンバーは事前に発表されるが、交替が認められている。どの区間に誰を走らせるかは駆け引きのポイント。2010年大会でも有力選手を補欠登録して、手の内を明かさない大学がある。
■ 「往路」「復路」「総合」 3つの優勝を争う。
復路は 往路結果による時間差スタートのため、復路ゴールで即決するのは「総合」優勝。
「復路」優勝は、全チームがゴールした後に算出して判明する。
■ 10位以内のチームに、翌年の出場シード権が与えられる。
■ 往路で途中棄権があった場合、復路はオープン参加(優勝争いとは無関係)となる。
■チーム関係者は伴走車を下りて給水することはできるが、選手に手を触れたら棄権と見なされる。
■たすきリレーの時間制限は、1位のチームがリレーしてから20分以内。
20分を過ぎると号砲が打たれ、前区間選手の到着を待たずに、次の選手が繰り上げスタートを切る。
そのチームは棄権扱いとなるが、ゴールまで走ることはできる。
最近の大会 (2000年以降)
■2009年(第85回)
往路、復路、総合~東洋(初優勝)
記念大会ということで 全23チームが出場。シード枠の上位10チームに関東学連が入ったため、2010年大会のシード校は9校。
■2008年(第84回)
往路~早稲田 復路~駒沢 総合~駒沢
全20チームが出場。関東学生選抜(関東学連)が過去最高の4位となる。シード枠の上位10チームに関東学連が入ったため、2009年大会では予選会からの出場校枠が1つ増える。
■2007年(第83回)
往路~順天堂 復路~順天堂 総合~順天堂
従来通り関東学生選抜(関東学連)がオープン参加。全20チームが出場。
■2006年(第82回)
往路~順天堂 復路~法政(初優勝) 総合~亜細亜(総合初優勝)
従来通り関東学生選抜(関東学連)がオープン参加。全20チームが出場。
■2005年(第81回)
往路~東海(往路初優勝)。復路、総合~駒沢(総合4年連続)
関東学生選抜(関東学連)がオープン参加。全20チームが出場。
■2004年(第80回)
往路、復路、総合~駒沢(3年連続4回目)
80回記念大会のため日本学生選抜(日本学連)がオープン参加。
■2003年(第79回)
往路~山梨学院。復路、総合~駒沢(2年連続3回目)
■2002年(第78回)
往路~神奈川(4年ぶり3回目)。復路、総合~駒沢(2年ぶり2回目)
出場校~順天堂 駒沢 中央 法政 神奈川 大東文化 帝京 日本 山梨学院(以上シード校前年順位の並び) 早稲田 日本体育 亜細亜 東海 専修 関東学院
■2001年(第77回)
往路~中央(往路37年ぶり、1996年は復路、総合優勝)。復路、総合~順天堂(10回目)
出場校=早稲田 日本 帝京 中央 順天堂 駒沢 東海 神奈川 山梨学院 大東文化 日本体育 國學院 拓殖 法政 平成国際
■2000年(第76回)
往路、復路、総合~駒沢(初優勝)
明日につづく
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