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2010年1月25日 (月)

署名をして平気な人たち

outlook express、Windowsメールなどのソフトをメーラーという。
今や仕事の連絡は九割方、電子メール。
職場において、メーラーは最もよく使うソフトである。

メーラーには署名という機能がある。
Windowsメールの場合、ツール>オプションを開くと[署名]というタブがある。

総務部
山口三郎
電話03-****
e-mail saburo.sato@****

このような署名をメール作成の度に書くのは大変・・
そう思う人が、この機能を使う。

すると、次のような勘違い社員が現れる。

*:.:♪*:.:♪*:.:♪*:.:♪*:.:♪*:.:♪*:.:♪*:.:♪

総務部
佐藤ケイコ

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監査部
鈴木一郎

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電子メールがまだ、個人どうしのやりとりだけに使われていた頃ならば、わかる。
なぜ今、会社のメールで記号なのか。

仕事で♪や■を使うと、コミュニケーションが円滑になるということはない。
楽しそうで、気さくな人だとも思わない。
緊張感と常識がない人だと思うだけだ。

このような常識がない人は、フォントによって横幅が違うことを知らないため、2行にわたってズレズレな模様を送ってくる。

「今回言いたいのは、赤い文字のところです」
などと、トンデモメールを出してくるのもこれらの署名人たち。

「赤い文字のところです」の人には、
メーラーの設定では、大半の人はHTML形式にしていませんから、赤くは見えていません。赤く見えているのはあなただけです・・・
ということを、やんわりと教えてあげることができる。

だが、記号の署名人には何も言えない。
なので、署名人は今日も大量の記号を送りつける。
余分な記号を入れる想像力があるのならば、社内宛のメール署名では内線番号を入れたほうが親切であるという想像力も働かせてほしい。

2つの署名を切り替えるのは面倒だから、外線電話を書いた署名を社内に送ってくる。
それで平気なのだ。
署名人はものぐさなだけである。

外線でかけるとお金がかかるので、内線を書いてもらいたい。
通話料がもったいないので、こちらが社内の電話帳をひいているのだ。
急いでいる時には、外線にかける。
すると「なんで、社内のくせに外線にかけた?」と言わんばかりの間が空くのも署名人たちである。



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