充電して使えるデジタルフォトフレーム だったが・・・
充電して使える、小型のデジタルフォトフレーム。
初めて買ったデジタルフォトフレームは、ヒューレット・パッカードの DF301A1。
この機種は他にない特徴として、バッテリーを内蔵している。
固定して机に置くだけでなく、時には他の部屋で、時にはオフラインミーティングの席で・・・
持ち運んで 友達に写真を見せる。
写真プリント店でつくることができる「フォトブック」は、旅の思い出や 写真の腕自慢にはもってこい。
この機種ならば "フォトブックのデジタル版" として使える!
そんなイメージが膨らみ、購入を決めた。
もちろん、その他のスペックについても、慎重に検討した。
[前]は、購入前の判断
[後]は、購入後の見解である。
■液晶サイズ:3.5インチ
[前] WindowsVISTAのガジェットに比べれば大きい。
[後] あまりに小さい。これでは写真が楽しめない。
■電源:AC電源、USB給電、バッテリー
[前] バッテリーが使えるので、利用場面が広がる。
[後] バッテリー寿命は最長2年間。バッテリーの交換はできない。いずれ、バッテリーでは使えなくなる。徐々に連続使用時間が短くなっていくのは、余計なストレスだ。
■筐体サイズ:95×77×13mm
[前] 小さくて パソコン・ディスプレイの下にぴたりとはまる。
[後] 電源コードが真横に飛び出して見えて不細工。電源コードが画面に隠れて見えないのが 美しい姿。配慮のなさにがっかりした。
買う前には、95×77 の大きさに紙を切り、置いてみた。
大きさのイメージをつかむには、これはよい方法だった。
■実勢価格:8,300円 ~2009年11月末~
[前] ほとんど値崩れがない。人気が高いのだろう。
[後] この商品内容で、この値段は高すぎる。
■メーカー:HP ヒューレット・パッカード
[前] 日本HPのパソコンを1台使っているが、動きは安定している。
[後] この製品は日本HPではなく HPの製品。日本HPのサポートは受けられない。
サポート宛に問合せメールを送ったところ、確認メールは届いたが、2か月過ぎても返事は来ていない。
■リモコン機能なし
[前] 目の前にあるのだから、リモコンは要らないだろう。
[後] デジタルフォトフレームは前面にボタンがついていない。リモコンは必須。
そして、決定的な難点はこれ。
■対応メディア:SDカード、SDHCカード、MMCカード
[前] SDHCカードに対応していれば十分である。
[後] 実際には 大半のSDカードを認識しなかった。
認識したのは 8MBのSDカードだけ。一眼レフで撮った写真が「2枚」しか見られない。
2GBは SDカード、SDHCカード共に認識しなかった。
以下は使ってみてわかったこと。
・タテに長い写真は下半分が切れる。
・タテヨコ補正は行われない。
・一眼レフデジタルカメラで撮った3000kb程度の画像を読み込ませると、読み込みに大変時間がかかるうえ、初めは正常に表示されない。
・SDカードのフォルダー内の画像は認識できた。
デジタルフォトフレームは写真を見る機械なので、写真が映らないのでは話にならない。
そんな当たり前のことを学ばせてくれた1台となった。
つづく
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