人はいい椅子に座らなければならない。
1,一日じゅう外回りの仕事をしていて会社には机がない。
2,自宅にも自分の机はない。
この2つの条件に当てはまらない人は、いい椅子に座らなければならない。
人生のうちでベッド・枕の次に、滞留時間が長いのが椅子。
お金をかける優先順位は高い。
パソコンに向かう時、背にもたれて本を読む時、または、DVDを借りてきて映画を見る時。
楽な姿勢を保てる、高性能の椅子を買うとよい。
パソコンに向かう椅子として、机に向かった時、座面が軽く前傾になるものが売られているが、膝を受けるホルダーがないと苦しいだけ。
事務所はスポーツジムではない。
それではスポーツ事務になってしまう。
本を読む、映画を見る椅子ならば、大切なのはリクライニング。
背もたれに軽く触れても角度が変わらない。
背もたれに体重をかけるとしっかり沈む。
背もたれは一旦沈んだら、完全に体を起こすまでは元に戻ろうとしない。
これらの動きが必要だ。
椅子の機能として必須といえるポイント
1,座面の高さが変えられる。
2,肘掛付き 角度は変えられなくてもよい。
パソコンを操作する場合、肘掛けは必須。あるだけで、体はとても楽になる。
肘付きの椅子は課長以上・・
などというおかしな風習を残している会社はあぶない。
社員思いの会社は椅子を見ればわかる。
一脚10万円はしようかという椅子を全社員にあてがっている会社は伸びる・・とは限らないが、少なくとも導入をきめた人はいい人だ。
仮眠用の椅子でない限り、ヘッドレストは要らない。
ふんぞり返っている時間は滅多にないからだ。
映画にしても本にしても、ふんぞり返って見るのは辛い。
買い方
まず売り場が大きい家具屋に行き、すべての椅子に座る。
ただし、座る前に値段を見ない。
値段を見ると、どうしても高い椅子のほうがいいと思えてしまう。
自分の選ぶポイントだけをチェック。すべてクリアした椅子があったら型番を控えて帰り、ネットで価格をしらべる。
返品を受け付けてくれるショップがあれば、ネットで買ってよい。
ネットで流通していない椅子ならば、再度お店に行って買う。
こうして選んだベストの椅子を使って4年が経つ。
ある時に気づいて、使うようになったのが足置き。
「ステップ運動」で使っている台を仕舞う場所がないので、足下に置いてみたら、はまった。
10~15cmの高さの足置きがあると、軽くリクライニングした状態で楽に座れる。
そこで、お気に入りのポジションが得られたら、リクライニングを座る度に調節しなくて済む。
会社では難しいだろうが、自分の家ならば置ける。
椅子を活かすには足置きが必要である。
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