マラソン 読むだけで10分速くなる方法
東京マラソンまで、あと3日。
出場される皆さんの中には、7時間ぎりぎりで なんとか完走しようという方もいるでしょう。
今日のお話は、読むだけで10分速くなる方法。
これを読めば、7時間 9分かかるはずのところが、6時間 59分となり、制限時間内にゴールへ滑り込めます。
またマラソン経験者で、以前のレースでは、30km過ぎにへこたれてしまったという方もいるでしょう。
今日のお話は、読むだけで10分速くなる方法と銘打っていますが、実のところは、苦しい時のギアチェンジ方法。
これを読めば、少しは立ち直れるでしょう。
結論「腕はWに振る」
自分がどのように腕を振っているか知っていますか?
今、鏡に正対して立ち、歩く時の腕振りをやってみてください。
それから続いて、走る時の腕振りをやってみてください。
腕振りは同じですか?
マラソンが終わると、スポーツ写真業者がレース中に撮影した写真が公開されます。
このサイトはゼッケン番号で検索する仕組みになっているのですが 「ゼッケン不明」というグループに分類された写真がとても多い。
なぜでしょうか?
それは、振った腕がカラダの前に回り、ゼッケンを隠しているからです。
そこで、ご提案したいのが「W振り」
振った腕は 前を広く、後ろに引いた肘は狭く
真上から見た時、腕振りが「W」字を描くように振る。
「V」字でもいいのですが、カラダが真ん中に入っているので、イメージとしては「W」が描きやすい。
ポイントはカラダの後ろ。
カラダより後ろの振りを狭くすることで、肩胛骨が後ろに大きく引かれます。
すると 胸が開き、呼吸が楽になります。
それと同時に、肩が前後に回転運動します。
肩が回転する動きをすると、その捻りを戻すために、骨盤が回転します。
そうすれば、ストライドが伸びる。
同じピッチで、遠くへ移動できるわけですから、速くなります。
これが、マラソン雑誌や専門書に書いてある「体幹を使った走り」です。
2ヶ月間、体幹を使った走りとは何か?
本で研究しては走り、また研究して、たどり着いたのが「W振り」
それまでは、腕が前に回り込み、後ろが大きい 「逆W振り」でした。
マラソン関連書籍はすべてと言っていいほど読みましたが、このことはどの本にも書いてありません。
ほとんどのど素人ランナーは、歩いている時は腕をまっすぐ振っているのに、走っている時は腕を前に巻き込んでいます。
また、腕を振っていても、肩が動いていません。
その腕振りでは、走る推進力にはなっていないのです。
鏡と直角に立ち「W振り」と「逆W振り」をやってみるとよいです。
W振りでは大きく肩胛骨が引かれる一方、逆W振りは腕を振っているだけで肩が全然回っていないことが一目瞭然です。
この時、力を抜いて肩を落として振ってみてください。
続いては、肘の角度を90度にして振ってみてください。
どの振り方が最も、肩胛骨を引けるかがわかるはずです。
つづく
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