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2010年2月10日 (水)

捨てると、出会うのか

昨日、本を捨てた
20年前からずっと本棚に立っていた。

なぜならば、図書館で、その本を見かけたからだ。
手にはとらなかったが、遠目にもツメが日焼けしているのがわかった。

いつかまた、読みたくなった時には、図書館で読めばいい。
かつて「捨てる技術」の著者  辰巳渚 の講演を聴いた時、彼女がそう言っていたのを思い出した。

昨日、CD-ROMを捨てた
15年前から、CD-ROMホルダーに入れていた。

なぜならば、久しぶりに見たくなったからだ。
そのCD-ROMはビデオCDで、当時はWindows95で見ることができた。

でも、Windows Vista Home Premium(SP1)では、見ることはできなかった。
東京都は、CD-ROMが燃やすゴミなので、そのままゴミ箱に捨てた。
少し、違和感が残った。

いざ、モノを捨てようとした時、立ちはだかる壁がある。

もったいないという気持ちではない。
捨てた後に限って、必要になり「あの時、捨てなければよかった」と思うことではない。
モノには魂が宿っていて、罰があたるような気がするのだ。
神様がみていて、まだ使えるぞ。捨てるのは不届きだ。と言っているような気がする。

だから、捨てる時には、手を合わせて 「ありがとう」と拝んでから、ゴミ箱へ入れる。

なにかを捨てると、なにかが手に入る。
くされ縁を切ると、新たな出会いがある。

先達の著書や営業の先輩たちの言葉。
本当かどうか、断言できるほど明確な実例にまだ出会っていない。



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