大きめがおすすめは大嘘 復刻エアマックス1
イエローグラデを手に入れたことで、エアマックスのファーストカラーが2足になった。
コレクターにとって「1」と「2」は、えらい違いだ。
持っている数が「1」のうちは、単なる「所有」
だが「2」になった途端 「蒐集」の道が開ける。
そして、運が悪いことに、ちょうどその翌日
エアマックス1がレザー版で復刻されてしまった。
エアマックス1とは、初代エアマックスの通称。
メッシュのクリーム地に赤のスウッシュ。
リアフットにビジブルエア
ナイキおなじみ、見えるエアが初めて搭載された 歴史的な靴だ。
社会科の「歴史」は嫌いだったが、ナイキの歴史は尊敬しなければならない。
コレクター誌を読んでいると、知らぬ間に洗脳されてしまっている。
エアマックス・ブームの頂点 イエローグラデを手にした翌日に、エアマックス1が復刻。
これは、まさに運命的な出会い。
「運命の人はいつ現れますか?」
と言っているうちに、機会を逸してしまう恋愛とは違い、靴の恋は まさに今、目の前にある。
飛びつかないわけがなかった。
このモデルは 履き心地まで 1987年当時を復刻したのか、あるいはアッパーがレザーのせいか、履くと疲れた。
イエローグラデよりは、少し長持ちしたが、やはり加水分解して 燃えないゴミ(当時)行きとなった。
エアマックス1は、後に多種のカラーバリエーション、レザー版で復刻されている。
2009年、MONO:モノ・マガジン 2009/9/16号の表紙には エアマックス1が載った。
商品名は「エアマキシム1+」
外観は1987年に発売された初代エアマックスとほぼ同じ。
エアなどの構造物、素材は 2009年時点の技術で作られている。
商品名の「+」は、ナイキ+対応の「+」
発売時実勢価格:15,750円
エアマキシム1としての 1シーズンめは赤/白、青/白が発売され、2シーズンめには 黒/白が出た。
サイズは通常のナイキサイズと同じ。
ただし「長さ」は長め。
長さに対して相対的に幅が狭いところまで、エアマックス1と同じ。
ネットショップの中に「エアマキシム1は、1サイズ大きめがおすすめ」と書いてあるサイトがあったが、そんなことをしたら、よほど足幅が狭い人でない限り、指先が大きく余って歩けない。
いつもナイキをUS9.5で買っている人ならば 9.5でよい。ただし、幅はちょうどでも長さが余る。
指先が余る靴を嫌う場合、1サイズ落とし、幅の窮屈さを我慢して履くという選択肢もある。
結局、US9.5が見つからず、長さ優先で US9を購入。
「買い直し エアマックス」 である。
指の余り具合はジャストサイズなのだが、横幅が狭く、甲が低いため、かなりきつい。
この靴を履くために、薄手の靴下を買ってきたが、足が痛くなりそうなので、マラソンシーズンが終わるまでは、実用を見合わせている。
つづく
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