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2010年4月 1日 (木)

4月1日、残業禁止法施行

今日は4月1日
ようやく、残業禁止法が施行される。

これまでにも成果に対して賃金を支払い、残業代をゼロにする制度、
「ホワイトカラーエグゼンプション」が検討されたことはあった。
exemptの意味は適用除外。残業代適用の対象から除外する制度。

2006年に小泉内閣が導入に向けた検討を開始。
自民党が進めているから自民党は当然賛成。
民主党も明確な反対の意思表示はしていなかった。

当時、評論家藤井厳喜は著書「総下流時代」で次のように書いていた。
「米国では既に法制化されており、日本でも近く法制化され、サラリーマンの残業代はなくなる」

だが、法律となって日の目を見ることなく、そのまま忘れ去られてしまった。
そして、4月1日、ようやく残業禁止法が登場する。

企業は外圧を求めていた。
法制度によって強制されれば、社員に対して強く出ることができる。
そこで、この法は次のように要求する。

「残業をたくさんした人は、賞与の評価を最低にしましょう」
「残業をせず、時間内で片付けた人は、賞与の評価を最高にしましょう」

残業に対して従量制で賃金を支払う会社では、効率よく仕事をして5時にぴたりと帰った人よりも、だらだらと仕事をして残業した人の方が、圧倒的に手取りが高い。

5時にぴたりと帰れば、残業代はゼロ。
その分を賞与で評価してくれるかというと、そういう上司は滅多にいない。
上司というのは、たいていの場合、あまり細かいことに気づかないからだ。
効率よく仕事をするよりも、愛想をよくして前向きな言葉を言い続けることの方が重要であることは、サラリーマンの誰もが知っている。

そこで、法律は企業内評価に踏み込んだ。
これによって、上司は思いきった評価ができるだろう。
日中、だべったり、タバコを吸ったり、他の部署に遊びに行ったり、寝たりして、5時を過ぎたら急に緊張した面持ちで仕事に取り組む人たち・・
こういう人たちを賞与の評価で一刀両断にできる。

「だらだら残業族」はこの法律に反発した。
俺たちは過重な業務をしている。
政府は現場のことを何もわかっていない。
誰もがそう言った。

だが、特別なんて存在しない。
自分だけ、人よりも多く仕事をしているというのは妄想。
思考が止まっているだけだ。
現に「だらだら残業族」の仕事ぶりを見ていると、のほほんとしている。
のほほんと打ち合わせ
のほほんとメール打ち
集中して緊張しているようには見えない。
そもそも緊張を持続しているならば、8時間を超えて集中力はもたない。
最初から、のんびりやろうと決めていて、スローペースなだけだ。

こういう「だらだら残業族」は会社のガン。
無駄まみれのやり方を周囲にも強要するからだ。
時間を長く水増しするために、ものごとを複雑にしていく。
それは負の連鎖
彼らの存在は百害あって一利なし。

4月1日、ようやく残業禁止法が施行される・・・
1年に1度の4月1日、残業禁止法が施行される・・・

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