5時間切りはマラソン界の鬼っ子なのか
12月19日
長野マラソン4ヶ月前 練習開始
例年、走るのは年明けから関東春マラソンまでの3ヶ月。
あとの9ヶ月は冬眠。
しかし、今年は「5時間制限」というど素人!マラソン人生最難関に挑む。
これまでの4シーズンはいずれも、違和感のために走るのを控える時期があった。今年こそは、故障をしないようじっくりと足を作るために、始動を一ヶ月早くした。
特に計画は立てていない。
練習メニューもない。
本や雑誌に書いてある練習メニューは、役に立たないと思っていた。
ほとんどの場合「サブ4」「サブ3」向けに書いてあり、そこから一気に「完走(6時間~7時間)」に飛ぶ。 えっ?なんでそこが飛ぶの?
「5時間切り」は市民マラソン界の鬼っ子なのか。
5時間切りをテーマに書かれている文献は皆無と言っていい。
「無いのならば、僕が書こう」
そう思ったのは練習開始後3ヶ月のこと。
この時点では、とりあえず5kmからかなという程度で走り始めた。
初めの2kmはとにかくきつかった。
初めの1kmで、いきなり歩きたくなった。
でも練習で一度でも歩いてしまうと、本番レース中ずっとおそってくる「歩きたい願望」を乗り越えられないと思うから、軽い気持ちで今日はちょっと歩くかというわけにはいかない。
口で息をした。
そう、この時は「口で息をする」のは悪だと考えていたのだ。
とにかく目当ての5kmは無事に走れた。
5kmで33分台は初走行にしては上出来。
今年の練習開始前 "新兵器"e3グリップを取り寄せておいた。
あれって、ほんとに効果があるのか?
「ランナーズ」の通販広告を見て、ずっと気になっていた一品。
握るだけで左右の腕の筋力を均等に発揮でき、推進力がアップします。
e3グリップを握ってランニングすると、効率のいい力の伝達が実現し、短時間でバランスが見違えるほどよくなり、効率のいいランニングフォームに改善されます。
また、股関節にかかえるストレスが軽減され、故障の危険性も低減します。
(ランナーズ広告より引用)
これだけのことを書かれて、買わないほどへそ曲がりではない。
今シーズン最初の出費は3,990円。
長野マラソン完走のためには、惜しくない。
ただ、これが口火に過ぎないとは、このとき思っていなかった。
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