5足目でたどりついた、理想の五本指靴下
マラソンで使う靴下は、五本指のもの。
これまで、アディダス、ファイテン2種、アシックス のもの使ってきた。
アディダスのそれは、25-27cm表記なのに、他社のものと比べて格段に小さく足が入らなかった。
靴下はお店で試し履きができないので、作りが小さいというのは致命的。
そういうこともあるのだと、いい勉強になった。
ファイテンのうち1種は生地が厚く、長時間走ると指間の皮がむけたことがあった。
元々スポーツ用ではないので、穴が開くのも早かった。
最後に買ったのがアシックス。
特に難点はないが生地が厚い。
靴の中はかなり暑くなるので、今回は薄手の靴下を試すことにした。
選んだのは R×Lソックス TRR-15G
指まで立体裁断されたランニング用の靴下。
これまでに使ったあらゆる五本指靴下と比べても、TRR-15G は最も指の収まりがよい。
各社の5本指靴下は平面裁断であり、指のカタチに合っていない。
TRR-15Gは甲に2カ所、空気を逃がすスリットがある。
メッシュが多用されており全体的に薄手。
熱対策が肝心となるマラソン・レース本番に好適だ。
ただ薄手ということは耐久性が低いと言うこと。
練習ではき続けていたら、すぐに穴が開いてしまう。
そこで後日、練習用に厚地の TRR-25G を追加購入した。
■実勢価格:1575円
■商品名:R×Lソックス
■型番:薄地TRR-15G 厚地TRR-25G
■メーカー:柴田レッグウェアー
本番に向けてのテストとして、TRR-15Gでハーフマラソンを走ったところ、概ね快適。
薄手のために支障が出ることはなかった。
ライトブレーカーパンツ、薄地靴下を買ってお店を出ようとした時、これまでに見たことのないようなカラーのウィンドブレーカーが目に入った。
いま、練習で使っている一張羅のウィンドブレーカー。
背中には大卒の就職人気ランキングで上位に入っている企業のロゴが入っている。
ずいぶん前に、その会社の社員から譲り受けたものだ。
カレからその人気企業の実情を聞くにつけ、なぜ学生の人気が高いのかが不思議だった。
会社の本当の姿は、外からはわからぬもの。
それが、三度の飯よりも好き!という仕事ならば 仕方がないが 「有名で大きな」会社だからというのならば、学生が哀れである。
「ウチ、とても離職率が高いんです」と言っていたカレも、もうその会社には居ない。
さて、そのロゴ入りウィンドブレーカー。
薄手で安普請なつくりだが、冬場のランニングで風だけをしのぐにはちょうどよい。
だが、よそ様の企業名を背負って走るのは心地が悪かった。
翌日の練習からは上下、靴下を一新した出で立ち。
ランニング専用のウェアは快適。
だぶついて、こすれる音がしない。
熱がこもらない。
軽い。
走っていても引きずっていた重たい気分が消え、
走るのが 少し楽しくなった。
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