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2010年4月10日 (土)

スポーツ店でおじさんと意気投合

マラソンの練習着は
アシックスのロングスリーブシャツ
ナイキの汎用トレパン(ロング)
某社のロゴ入りウィンドブレーカー
これらの一張羅。
走り終えたらすぐ手洗いして干しておく。
二日つづけて走る週末の場合、物干しから外して着る。

このトレパンは4年前、初マラソンに向けて買ったもの。
当時はなんの知識もこだわりもなく、近所の衣料品店のバーゲンで買った。
スウッシュがついていればそれでいいと思っていたので、ランニング専用のものではない。
全体にだぶついていて、走る度に衣擦れの音がする。
丈が余っていて足下がばたつく。
裏地には膝までしっかりメッシュが入っている。これは普段は暖かくてよいのだが、走っている時は熱がこもり暑い。

それまで疑問に思わなかったことが不思議なくらい、機能的には最低に近い。
5時間を切って走ろうというランナーに、このウェアは似つかわしくない。
4年ぶりに買い換えることにした。
ネットで調べてアシックスの「ライトブレーカーパンツXTR626」に絞り込む。

Lbp

ライトブレーカーパンツ
まぁきっと、軽くてウインドブレーカー的役割もするトレパン
・・という意味なのだろう。

サイズはMで間違いないのでネットで買ってもよいところだが、詳しい店員から説明も聞きたい。
そこで、ちょうどバーゲンセールのDMが届いていたアートスポーツへ出向く。

店頭には本命のXTR626以外に、アシックスだけでも数点のロングパンツがあった。
店員さんにどう違うのか、説明を聞く。

汗でぺったりしないのがいいんですけど・・
店員「メッシュが入っているとどうしても汗が気になりますけど。その分あったかいんですよ」

へぇ~逆だと思ってました。
メッシュがある方が汗が気にならないのかと・・

と僕が応えると、いつの間にヨコに現れた 推定55歳のおじちゃんが、一緒になって「いやぁ、確かに」とうなずいている。

でしょでしょ、って彼とココロが通じ合う。
店員さんが続いて、別のトレパンを手にとって言う。
「これはタイツとパンツの中間なんですが、ちょっとフツーに見ればだらしない感じになっちゃいます」

うん、そーだ ジャージみたいだ
ね、ね
と僕ら二人。

漁師さんみたいに赤銅色に日焼けして、菅原文太みたいに いかついけれど、とても実直そうな人だった。

本命の品を試し履きしてみる。
予想外にMではなく、Lがジャストサイズ。
しかも、ネットで買うよりもかなり安く買えた。
それに気をよくして、そのまま靴下売り場へ移動。
いつもは比較的厚手の五本指靴下だが、今回は薄手のものを試そうと思っていた。

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