走ることが好きになれない
初日 5km
二日め 6km
三日め 7km
四日め 8km
五日め 9km
1kmずつ走行距離を伸ばし、6日めに10km。
そこからは、1日10kmを走る。
計画とも言えない、漠然とした計画に沿って 2週間が過ぎた。
それでもまだ計画は立てていない。
計画を立てることにより、それが義務となる。
自分は義務に押しつぶされるのではないか。
走ることがいやになるのではないか・・・
それを恐れていた。
走ることが嫌いなのである。
走ることを予定している日は、前日から気が重い。
当日はさらに重い。
一日じゅう気が重いのはかなわないので、今シーズンは、午前中に走り終えることにした。
長野マラソンは 8:30スタートと、朝が早いのでちょうどいい。
そう思うことにした。
走るのは週末のみ。
平日は走らない。
すると、週末の開放感が消えた。
いつもならば、金曜日の夜、帰宅して荷物を置くと、大いなる自由を手にしたような爽快感がある。
それが消えた。
あぁ、休みは走らなければならない。
僕は自由じゃない。
休みは楽しみではなくなった。
一方いつもならば、日曜日の夜、ちびまる子ちゃんのエンディングが流れる頃には、自由な時が終わってしまったような寂しさに包まれる。
それも消えた。
あぁ、明日は走らなくて済む。
走ることから解放される。
休みが終わることは、寂しくなくなった。
どうすれば、走る前に気が重くならずに済むのか。
どうしたら、走ることが好きになるのか。
マラソンに向けて走り始めた最初の一ヶ月、いつも、このことばかり考えていた。
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