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2010年4月25日 (日)

デコが掲げる優勝請負人の看板

3月28日
元イングランドそしてメキシコ代表監督のスベンゴラン・エリクソンがコートジボワール代表の監督に就任。コートジボワールは "優勝請負人"フース・ヒディンクとも交渉したが破談となっていた。

コートジボワールはW杯1次リーグG組でポルトガルと対戦する相手の1つ。
アフリカネーションズカップでは準々決勝敗退に終わったコートジボワール。
この国が立て直してくれば、ブラジル代表のカカが言っていたとおり「死の組」となる。

ただし、エリクソンはW杯ではめぼしい戦果を残しておらず、ヒディンクと比べればとても優勝請負人というレベルではない。

4月2日
デコのインタビューがチェルシー公式サイトに登場。
自身の代表引退、移籍希望といった去就ネタではなく、目の前の戦いについて語るニュースはずいぶんご無沙汰だ。

敵地でのマンチェスター・ユナイテッドとの首位争いを控えたインタビュー。
敵地ではあるが「負けたらプレミアリーグの優勝は難しくなる」という辛い論評。
身内にはおもしろくないと思う脳天気な人たちがいるだろうが、現実を見据えたらごく普通のコメントである。

「勝つチャンスはある。ドローではなく、勝つために行く」

4月3日
プレミアリーグ away マンチェスター・ユナイテッド ○2-1
デコ先発出場。
70分にイエローカードをもらう。
2-0から2-1に追い上げられた直後の82分にバラックと交替。

チームのために警告をもらい、攻撃的な位置をとる。
リードを守る時間帯には守備も強いバラックに替わる。
デコならではの役割をきっちりと果たした。
この大事な一戦に先発という、監督の信頼が嬉しい。

デコ、イングランドに来て2年め。
まだプレミアリーグを取っていない。
来期、ブラジルに行くのか、チームに残るのかは別として、プレミアを制して「優勝請負人」の看板を再び掲げて欲しい。



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