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2010年4月12日 (月)

2010年3月の河村たかし

【 河村たかしを追っかけるがね 】

2010年3月の河村たかし

3月9日
サンキューの日
名古屋出身バンド「HOME MADE 家族」のヒット曲「サンキュー」はアップテンポで楽しい曲。
河村たかしはその「HOME MADE 家族」に、名古屋のテーマソングを依頼している。

この日、キリンビバレッジがかねてから周知していた "河村たかし自販機" を名鉄レジャックの入口に設置。
缶ジュースが出てきた後に流れる 河村たかしのメッセージは、12通りが仕込まれている。
5月末までに市内の観光地や繁華街に40台を設置すると、キリンビバレッジは発表した。

3月の名古屋市議会では、河村市長が「市議会議員報酬半減」の各案を提出。
しかし、これに対抗して市議会側が出した「議会基本条例」が全会一致で可決された。
河村たかしが提唱する「市議会議員報酬半減」を、議員全員が否定したことになる。

市議会の中には河村たかし支持者がいるはずだが、全会一致ということは、無益な反抗を控えたということだろうか。

市議会側の言い分はこうだ。
報酬半減に反対する理由
 →議員のなり手がいなくなる

「議員のなり手がいなくなる」については、以前から河村たかしがその著書で否定している。
いくらでもなり手はいるはずだ。

やってみればわかる。
現に河村サポーターズの集会には、市議会がリコール解散となった際の出直し選挙の候補者100人が集まった。
それだけで、既に定数を上回っている。

今回 「議員定数半減」については、提出を見送った。
市議会側の言い分である「多様な民意の反映のために、現状の定数は必要な人数である」について、河村たかしも理解を示したからだ。

3月27日
河村たかしは次なるシナリオに向けて動き出す。

市民による議会の解散請求(リコール)
   ↓
市議会解散
   ↓
市議会選挙
ここで、河村たかしが提唱する「報酬半減」に賛成する候補者が立つ。
   ↓
名古屋市民に民意を問う

国会では総理大臣に衆議院の解散権があるが、地方議会の市長には議会の解散権がない。
議会を解散して、民意を問い直すためには、有権者による解散請求が必要。
解散請求には 有権者の5分の1以上の署名が必要であり、さらにその後の住民投票で過半数が必要となる。

河村たかしはトレードマークの自転車に乗り、まず 36万5千通の署名集めを始めた。
名古屋市長就任1周年、河村たかしの革命は確実に前に進んでいる。

河村たかしを追っかけるがね 目次をご覧ください。
http://silabel.o.oo7.jp/kyoyo/kawamura_index.html

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