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2010年5月 4日 (火)

空気を読んだQちゃんのあいさつ(全文)

長野マラソン2010を走る!6話

天候は晴れ
高くない気温
5度めのマラソンで最高のマラソン日和。まちがいなくベストコンディション。

これで体調がベストならば問題なし。
ただその日の体調がどうなのかは、終わってみなければわからない。自分のカラダはわかっているようで、わかっていないものだ。

このマラソンに向けて勉強していて、骨にも血管が通っていることを初めて知った。
そりゃそうだろうな。
血管がないと、骨に栄養が行き渡らないからな。
でもあの固そうな骨に、あの柔らかそうな血管や神経が通っているのは不思議・・・ どうやって通したのか 考え始めたら夜も眠れないぜ

スタート直前
招待選手、ゲストランナーが紹介される。
Xブロックまでしっかり、放送が聞こえている。
これは荒川、湘南、かすみがうら、東京4つのマラソンではなかったことだ。

最後に紹介されたQちゃんが、ランナーを鼓舞する。

おはようございまぁす!
今日はほんとうにこの青空

(息が切れんばかりのハイテンション)
皆さんの気持ちが天に届いたようなマラソン日和になりました
今日は自己ベストを狙う方
そして完走を目標にされる方
終わった後のビールを楽しみにされている方っ!

皆さんの個々の目標に向かって元気に!走りきってください
あの・・私も今日はところどころ走りながら 皆さんとハイタッチをして多くの人たちとふれあえることを楽しみにしています

そして・・今日一日
この長野、この町が一番日本で元気な町になるように
みんなで盛り上げていきましょう
がんばりましょ~!

おぉ~ (一同合唱)

さすがQちゃん
マラソンランナーの気持ちがわかっている
場の空気を完璧に読み切っている

ドリフのギャグではないが、もしも
マラソンランナーの気持ちがわからない、空気の読めない著名人を挨拶に立たせたとしたら・・

今日は41年ぶりという4月の雪も上がり、
絶好のマラソン日和になりました。

(すぐ統計を持ち出す)
日本陸連の皆さんを始めとした大会関係者の皆さんの努力、長野の皆さんの思い、そして、皆さんの日頃の行いのよさが天に通じて、マラソンの神様がご褒美を与えてくれたのだと思います。
(お世話になっている組織を紹介する)
今日は最後まで怪我なく、事故がないよう、十分に自分のカラダの声を聞きながら、無理をしないよう頑張ってください! 終わりますっ
(どんな器用な頑張り方だ!)

8:30
フォアアスリートを時計表示モードにしておいて
8:30ちょうどに[start]ボタンを押す。
通常のマラソン大会では、整列位置から号砲が聞こえないための工夫だが、今回Xブロックでも号砲は聞こえた。
このあたりのPAの工夫は、さすが長野マラソン。
しばらく歩いたところで、目を付けておいたゴミ箱に到着。
「はい、捨てておきますよ」
パワーバーの空き袋とポンチョを捨てようとすると、ボランティアの方が手をさしのべて受け取ってくれた。気配りが嬉しい。

0km
ロスタイムは5分55秒
去年の大会では、7000番台のゼッケンランナーがスタートラインをまたぐまで7分を要していた。
ここで1分の貯金ができたことは、精神的に助かる。

「お、いいね テンション上がるね」
そばを走る二人組みのランナーが話している。
スタートライン付近で流れていた、ゆずの「虹」
長野マラソンといえば、NHKが長野マラソン中継でテーマ曲として使っている「遠くへ」をウォークマンに入れたかったが、音楽配信で見つけることができなかった。
この曲は後にオリジナルDVD「マイランナガノ」に収録されると聞いていたが、実際には入っていなかった。

長野マラソン2010を走る!

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