傾く前の麗子様の像はちょっと違うぜ
「本田はやっぱりバイクに乗ってなきゃダメでしょう」
と散々愚痴った俺たち散歩仲間一行は、商店街にやってきたぜ。
そこで不思議なものを見たぜ。
向こうから6人の高校生が隊列を組んで歩いてくる。
男4人、女2人
鞄を担いでいたから下校途中か。
手の振りを同期させて一糸乱れぬ行進。
しかも無言。
どこかの国のマスゲームみたいで、あっけにとられたぜ。
行進の練習なのか、あるいは奇異な行動で通行人を驚かせようってのか。
南アフリカで「世界を驚かせようぜ」と、子どものようなことを言っている大人が、人を驚かすとは思えないけど、ちょっとだけ変わった行動をすれば、人々に驚きを与えられるってことを、高校生に教わったぜ。
商店街の中にいた少年時代の両さんには、全然驚かなかったぜ。
ワハハ両さんだぜ
うーん、ちょっとコメントする気が起こらないぜ。
こういうのは銅像じゃなくて、たぶん青銅っていうんだろうな・・
などと言いつつ "青銅のツメ" キラー・カール・クラップは今頃どうしているだろうと考えていたぜ。
と思って、帰ってから調べたら、1995年に61歳で亡くなっていたぜ。老いてからもなお現役という選手が多いプロレスの世界では、とても短い人生だぜ。
本田以上に楽しみだったのが麗子様。
ところが見てのとおり、なんだか感じが出ていないぜ。表情がちょっと清楚すぎるんじゃないか?
スタイルがいいのは知っているけど、中川といい、この麗子といいちょっと細すぎやしないか?
両さん像に胴の予算を使い切ったんじゃないかとつっこんだぜ。
マラカスの件がかたづいたと思ったら、今度は麗子が傾いてしまったとネットのニュースに出ていたな。ぽっきり折れなくてよかったぜ。
つづいては、ショッピングモールのゲームセンター。
そこには、公園前派出所を再現したコーナーがあったぜ。
こういうのを待っていたんだぜ。
両さんの机もきちんとあった。 右上に映っている黄色いのは、中川の背中だぜ。 ずっと、銅像や青銅を見ていて消えなかった違和感はこれだったんだぜ。 麗子のピンクの制服、両さんの青、中川の黄色、いいコントラストだぜ。 仮装のメッカ「EKIDENカーニバル」来年の大会では「亀有公園前派出所」チームコスプレを期待しているぜ。 亀有には柴又のような下町の風情はなく、東京・神奈川によくある新興住宅地のよう。
なかなかの芸の細かさが嬉しいぜ。 最後に香取神社の境内にあった「少年よあの星をめざせ!両さん像」で締めくくり、俺たちは2010年3月に一斉にお披露目された両さん像に別れを告げ、亀有を後にしたぜ。
余計なお世話だけど、もうちょっと亀有にお金が落ちる工夫が欲しいところだぜ。
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