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2010年5月27日 (木)

マラソンで聴くベスト10曲

長野マラソン2010を走る!18話

40km
「あと3km」
ゴールが近づいた。
走るのが楽しくなった 28kmの千曲川から、はや12km。

音楽は お気に入りの12曲だけをまとめた、リプライズに入っている。
中でも、以下の 10曲はマラソン向け Best Issue

キセキ GREEEEN
星の下路の上 佐野元春
サクラ咲け 嵐
Hanky Panky superfly
fanfare Mr.children
COME ON! 斉藤和義
ええねん ウルフルズ
負けないで ZARD
帚星 Mr.children
Life ステファニー

上記以外では、アンジェラ・アキの「music」を、別バージョンの「Power of music」と合わせて2度入れた。

「サクラ咲け」嵐 が鳴る。

♪振り向くな後ろには
 明日はないから
 前へ前へ♪

レースに向けて準備を始めてから 4か月。
2009年2月に長野マラソン出場を決めてから14か月。

ど素人マラソンの終点である 5時間切りプロジェクトが、まもなく終わろうとしている。
そう考えた途端に うるっときた。

コースは大きく左に舵を取って、いよいよ競技場へ向けての直線、広い道路へ。
前を行くランナーと接触ないよう、慎重に。
ここまでは、最短距離をショートカットするコース取りに執心してきたが、ここまできたらタイムよりもリスク回避が優先。
中心から外へ出て、大きくふくらんでコーナリング。

このまま泣くのもいいな
ゴール間際で泣いているランナーってのも、そんなに悪いもんじゃないだろう。

さぁ、号泣モードだと思った途端
下半身がぶるるっと震えて 力が抜けた。
アスファルトが沼になったかのように、左足から地底に沈みそうな感覚。

まずい、泣いてる場合じゃない。
せっかく快調なレースをしてきたんだ。
最後の直線で失速じゃもったいない。

すぐ泣くのはやめた。

左手にオリンピックスタジアムを見て、ゴールまで最後の直線道路。
ここは、唐津競輪場(佐賀県)の隣接道路に似ているな。

右足のふくらはぎが張っているのに気づく。
かなり痛い。
ふだんの練習ならば、故障しないよう 1km 7分から 8分までペースを落とすところ。
どうする?と脳に聞いてみる。

「かまわず行けよ。まだまだ大丈夫」
脳は減速を指示しない。

30kmからの 10kmはぴたりと、6分20秒~30秒の中に入れている。
39→40km のLAPは6分16秒。
上げようとしたわけではないが、自然とペースが上がっている。
終盤は、時計を見ずに脚の行くままに任せている。

40kmの通過
貯金はこの 5kmでさらに 5分増えて 16分となった。



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