長野マラソンの設備は日本一
夜中に目が覚めて検温。ほぼ平熱に下がっている。
いったいあの熱はなんだったのだろう。
これだから、自分のカラダのことはさっぱりわからない。
レース一週間前から、目覚めてすぐの体調を「ほぼ日手帳」に書き留めている。
レース後しばらく経った時、どこに体調のピークがあったのかを見るためだ。
こうすれば、2011年にはよりよいピーキングができるかも知れない。
4:40 起床
ホテル一階に備え付けの電子レンジで、ごはんととんかつを暖める。
「食事はスタート時間の3時間前に済ませておく」
とどの本にも書いてあるが、現実問題として3時間前に朝食を済ませていないと、スタート時間に間に合わない。
食後に着換えて支度 30分
現地への移動 60分
スタート90分前には、会場入りしておきたい。
これらを合計すると、食事は 180分=3時間前にとり終えるタイミングになる。
5:50
ホテルをチェックアウト。
混んでいて時間がかかると思い、予定を10分早めた。スムーズに済ませるために、有料のビデオは見なかった。 って見るつもりないけど・・
ホテルの朝食は7時から。ランナーが占拠したこの日、朝食を摂った人はほとんどいなかっただろう。
長野駅では、ランナーが牛丼屋のカウンターを占拠している。
まるで、学生寮でまかないのご飯を待つような呑気モードだ。
こんな日にも、日常のように牛丼を待つ自然さに驚く。
レースなんてもう慣れっこさ。特別なことじゃないよ。
彼らの顔に書いてあった。
旅の荷物をコインロッカーへ。「玉だれ杏」が傾いていないかをチェック。
コインロッカーの空き待ちで行列ができているのではないか?と予想していたが、ほぼすべて空いていた。
ランナー用にあつらえられた臨時ダイヤの「北長野」行きに乗る。
上り勾配なのか、電車はモーターが焼き切れんばかりにぶん回す。
プリウスが200kmで走ったらこんな音だろうか?
すごい音だ。
ここまで来てもまだ無事スタートラインに立てるか、疑っている。
脱線事故だって起こるわけだし、もう少しスピード落とさなきゃ危ないよ。
電車は5分で北長野に到着。
「長野マラソン、完走をお祈りしています」
車掌の車内放送が嬉しい。
浮間舟渡、江ノ島、土浦、新宿これまで、どの大会の最寄り駅でもこんな餞はなかった。
駅から会場までの地図は持ってきたが、なにせ臨時ダイヤから下りたのはすべてランナー。
みんなの後ろに着いていけばよい。
案内資料では徒歩15分とあったが、20分で会場に到着。
100分前の会場入りはこれまでで最も早い。
このマージンでトイレの列も短く済み、スタートブロックの整列も最前列に並ぶことができた。
スタート会場の長野運動公園には、複数の体育館があり、更衣室として提供されている。これは他にないことだ。
マラソンといえば、吹きさらしの屋外にレジャーシートを敷いて着換えるものと相場が決まっている。
ランナー向けの設備のよさでは、長野マラソンは日本一だろう。
空は快晴。肌寒さは感じない。
会場に流れるDJが、日中は気温が上がることも予想されるので、暑さ対策が必要かも知れないと言っている。
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