6月はいちばん事故が多いです
スタート/ゴールは、矢口中学校そばの多摩川河川敷。
号砲が鳴ると、大会本部テント前を出て、東京湾の河口に向かっておよそ2kmを走る。
折り返して戻ってくると、スタート地点を通り過ぎて、ガス橋のあたりまで行ってまた折り返し。
大会本部テントに戻ってくる。
これで1往復。
それを2往復する。
受付会場前に掲示してあるコース案内を見ても、初めての人にはイメージがつかめない。
マラソンと比べると、格段に場の空気が緩い。
町の健康診断を待っているかのようだ。
9:40本部のテントで開会式が始まる。
これがまたゆるい。
「6月はいちばん事故が多いです。気をつけてください」
高い気温、高い湿度。
これならば、確かに事故が起きてもおかしくない。
恐らく開会式では毎年、同じセリフを言っているのだろう。
スタートの並び順は自由。
目標タイムによるブロック規制などはない。
タイム計測はスタートラインまでのロスタイムを含まない「ネットタイム」だろうと思い、のんびりとスタートできるよう後ろのほうに並ぶ。チップをつけているのだから、そう考えるのが自然だ。
号砲が鳴るまでの間、河川敷グラウンドの少年野球を観戦する。
ソフトボールと違って、野球の塁間は果てしなく遠い。内野手が少々ファンブルしても一塁は余裕でアウト。だから、子どもの野球は守備に尽きる。
ほとんどの失点はエラーがらみ。
エラーが少ないほうが勝つという野球だ・・・ そんなことを考えながら号砲を待つ。これからマラソン大会を走るという緊張感はみじんもない。
野球場とコースの間にはロープが張ってあり、主催者が「ロープから先には入らないでください」と散々言っているのだが、言うことを聞かない人は聞かない。
ランナーになった途端、すべての人が良識を手に入れるのではない。
仕方がないことだ。
そう考えているそばから、また1人ロープをまたいで川縁へ。立ち小便だ・・
上の写真はスタート前の風景。ランナーがスタートすると、この2つの「ゴール」塔がコース左端に設置される。周回コースなので、コース上に2周を終えてゴールするランナーと、1周のランナーが混在するためだ。
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