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2010年7月 6日 (火)

デコ「私は幸せです 多くの友人を作りました」

24分 セルヒオラモスのシュートは、エドワルドがファインセーブ
リエジソンが交替の準備を終えて、ベンチ前に戻ってきている。
これで2枚めの交替。デコの枠はもう1つしかない。

27分 DFペペがMFメンデスに、FWシモンがFWリエジソンに交替
なんと、ケイロス監督はここで一気に交代枠を使ってしまう。
デコのW杯がここで終わることを観念した。

デコ試合後のコメントがBrasil Midia Digitalに掲載されている。

「今日それは私の最後のゲームでした。私は幸せです。私は多くの友人を作りました」
「最初のゲーム(コートジボワール戦)はプレーしました。そして、私はこの障害を抱えていました。プレーすることは難しかった。これはトレーナーの決定です」

本当に故障だったのか、それとも何らかの意図をオブラートに包んだのか。
それでもデコは「幸せだった」という。
その言葉に救われた。

2003年、デコ25歳
ポルトガルのFCポルトでプレーしているデコが、ブラジル代表に呼ばれる可能性は低かった。
当時、FCポルトで一緒だったポルトガル人モウリーニョ監督の勧めでポルトガル国籍を取り、ポルトガル代表に進む道を選んだ。
それからユーロ2004準優勝、2006W杯ベスト4、ユーロ2008ベスト8、そして2010W杯ベスト16と、4度のビッグトーナメントの舞台を踏むことができた。

悪いニュースを切り取れば、人はいくらでも不幸になれる。
悪くない現状に気づけば、人は幸せでいられる。
デコは賢者で、後者だった。

28分 シャビアロンソがイエローカードをもらう。
これがスペインチームが初めて受けるイエローカード。それはスゴイことだとNHKのアナウンサーと山本さんが喜び合っている。

34分 チアゴがイエローカードをもらう。
これでチアゴは累積2枚。
チアゴがいなければデコの出番となるところだが、もうその試合がない。

39分 ペナルティエリアの右側でカプデビラがロナウドを両手で突き倒す。
突き倒したかと思ったら、頭を押さえて自分が倒れ込む。

出た、スペイン劇場だ。
かつてチェルシーのモウリーニョが、バルセロナとの対戦前にこう言っていたのを思い出した。
自作自演。
スペインの伝統であり、対戦する際は気をつけなければならない。
ケイロス監督は激高するが、審判は笛を吹かない。
ベンチにいるメンバーも大半は座ったまま。怒る素振りもない。

43分 ペナルティエリア内での陣取りで、肘が当たったとカプデビラが倒れ込む。
審判は駆け寄ってリカルド・コスタにレッドカードを提示。
カプデビラはしばらく顔を押さえて転げ回っていたが、試合が再開されるとけろっとしてプレーに復帰。

47分 二度「スペイン劇場」を演じた役者ビラとアウベスが激しく口論。審判が割って入る。

ロスタイム3分
ポルトガルは最後の最後にゴールに迫ったが、空中戦を制する選手はベンチに帰った後だった。

2006年W杯 準決勝 アンリの尻餅PK
2008年ユーロ ベスト16 バラックがパウロ・フェレイラを突き飛ばして開けたスペースであげた得点
2010年W杯 ベスト16 ビジャのオフサイド見落とし

ポルトガルがビッグトーナメント3大会連続で判定に泣き、大会を後にした。
W杯だけでは、2002年大会も誤審(審判が認めて辞任)で主催国に敗れており、3大会連続で審判に恵まれなかったことになる。

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