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2010年7月18日 (日)

ポルトガルの戦いは、まるで派閥争い

ロナウドがつばを吐いた。
W杯ベスト16、スペイン-ポルトガル戦直後のことだ。
それを、多くの人が批判した。

それが、どうしたというのか。
サッカーと野球の選手は、四六時中、つばを吐いているではないか。
つばを吐くのは「選手の権利」として、認められているのだと思っていた。

ロナウドがつばを吐いたシーンは生で見ていたが、サッカーのテレビ中継ではおなじみの光景であり気にも止めなかった。
それが後に問題視されるとは思わなかった。

つばを吐いたことと、会見を拒否したことを、元ポルトガル代表のルイス・フィーゴが批判している。
フィーゴは言う。
「キャプテンは常にチームを守る存在でなければならない」

フィーゴさん
あなたは、グラウンド上で一度もつばを吐いたことがないのか?
あなたもポルトガルのキャプテンマークを巻いていたが、どれだけ立派なキャプテンだったのか。
デコが代表入りした時、メディア経由で批判して、チームに溶け込ませないようにしたのは誰だったか。
監督の意向を尊重して、チームを守るのがキャプテンの仕事だと言うならば、あの言動はなんだったのか。
2006年W杯準決勝。
ロナウドのフリーキックからのこぼれ球にてんぱって、どフリーのヘディングをふかしたあなたを忘れない。
仲良しのケイロス監督の無能で負けたことを包み隠すために、ロナウドのキャプテンシーに問題をすり替えるのは姑息だ。

つばを吐いたことと「敗因は監督にきいてくれよ」とロナウドが言ったことを、ポルトガル監督のカルロス・ケイロスが批判している。
「お気に召さないならば、もう代表のユニフォームは着なくてもいいよ」
という趣旨の発言もした。
そして、ポルトガルチームの敗因については「スペインが格上だった」と評した。

スコアは 0-1
その1失点も、オフサイド見落としの誤審。
これがもし、アーセナルのベンゲル監督だったら、烈火のごとく怒り、審判をやり玉に挙げている頃。
ところが、こちらの敗軍の将は「もっと強くなって戻ってきたい」と、まるで FIFAランキング40位以下のチームが言うようなコメントを述べていた。

ケイロス監督は 2010W杯を「捨て試合」にしてしまった。
日本代表がそうであったように、たとえ 2週間前までどん底にあっても、監督が必死に手を打てば、選手は響くものだ。
なりふり構わず必死の采配をふるっていたのは、グループリーグ初戦 後半20分まで。
そこから後の試合は、なにがやりたいのか、さっぱりわからなかった。
こういうのを "選手の自主性に任せる"というのだろう。
メディアを通じて、彼の口から一度も「目標は優勝」という言葉が聞かれなかった。
今回のW杯を、意図的に悪い成績で終えようとしているようにも見えた。

ポルトガルの試合はまるで、ケイロス派と反ケイロス派の派閥争いを見ているかのようだった。
選手と監督が衝突して戦意を喪失したまま戦ったフランスチームと、何ら変わらなかった。
ユーロ2012で「強くなって戻ってくる」ことがもしあるとしたら、それは別の監督が率いるチームだろう。

ケイロス監督は辞任しない。
ポルトガルチームを応援する人々が哀れだ。

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