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2010年9月20日 (月)

荒川市民マラソンin ITABASHI 改め 板橋Cityマラソン

「荒川市民マラソン」が「板橋Cityマラソン」と改名した。
荒川市民マラソンに親しんでいたランナーは、どっひゃ~とひっくり返ったことだろう。

なぜ、今名前を変えるのか?
調べて考察した。

まずは現状調査から。

【 荒川市民マラソンの概要・歴史 】
■第1回:1998年5月10日
■スタート/ゴール地点の住所
174-0041 東京都板橋区舟渡

1998年5月10日、第1回開催
1999年、第2回から3月開催に変更。
2010年、第13回大会は強風警報が発令されたため、大会史上初めて中止となった。
2011年、「板橋Cityマラソン」と改名しての第1回大会。

【 板橋Cityマラソン2011年大会概要 】
■開催日:2011年3月20日<日>
■制限時間:7時間
■参加費 5,500円
■募集定員:15,000人

コース、制限時間、参加費、定員・・・
前回大会と何も変わっていない。
変わったのは大会名称だけである。

2011年で初めてのことといえば、参加費+500円でオリジナル帽子を販売することだけ。
web上では「リニューアル」と表現している人がいるが、なにも変わっていないので「改名」が適当だ。

東京都内で開催される市民マラソンは、この板橋と東京マラソンだけ。
板橋の出場申込みは抽選ではなく、先着順。
ずっと締切で落選者を出したことはなく、申し込めば走ることができたが、2008年の第11回大会は初めて締切よりも5日早く受付を終了した。
東京マラソンのおこぼれを拾うようになったからだ。

初めてのことといえば、東京マラソンの結果待ちができないことが予測される。
前回までは、東京マラソンの落選メールが届いてから申し込むことができたが、今年はそれ以前に締切を迎えそうだ。

2010年9月22日
板橋Cityマラソン エントリー受付開始
*前年は10月8日開始だったので、2週間早い。

10月上旬
東京マラソンが当落を発表する。

10月29日
板橋Cityマラソン エントリー締切設定日
*ただし、定員に達した時点で締切。

2010年の前回大会は、エントリー開始から9日めの10月17日に定員に達した。
東京マラソンの結果発表をみて、一気に定員が埋まったと思われる。
今年は"東京落選"を見越して、東京発表前に定員が埋まると予測する。

■2011年 関東地区の春マラソン
2月28日 東京マラソン
3月20日 板橋Cityマラソン
3月27日 佐倉朝日健康マラソン
4月18日 かすみがうらマラソン

板橋Cityマラソンは、荒川沿いを走るワンウェイ往復コース。
板橋区を出発して、北区 墨田区 江戸川区を走る。
そして荒川大橋で折り返して板橋区に戻る。

Itabashi

名前は「荒川市民マラソン」だったが、荒川区には一歩も足を踏み入れない。
そもそも、荒川区には荒川が流れていないのである。

大会の現状の中には、改名の必要性は見あたらない。
ということは、地名に由来すると思われる。

前年までの正式名称は「荒川市民マラソン in ITABASHI」
参加賞のTシャツにも in ITABASHI の文字がはいる。

名前は荒川だけど、板橋でやるんだよ!
と言っている。
"板橋の人たち"のアピールが伝わってくる奇妙なタイトルだ。

浦安の人たちが、同じように地元の名前を出したいならば、東京ディズニーランド in URAYASU に改名しなければならない。

2010年大会が荒天で中止になったから「荒川・・」のイメージが悪いということではないだろう。
同様に中止(積雪)を経験した青梅マラソンは、次年も多くの出走を得ている。

これまでにも、荒川区を走っていないのに「荒川市民マラソン」はおかしいという内部の意見があった。
全国の注目度も高まっているし、そろそろ、ITABASHIメインの名前にしてはどうか・・・
ということでの改名と推察する。



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