はれぶた同志か? 鉄子の駅弁姫 矢野直美
矢野直美は鉄道の旅を写真と文章で綴る鉄子である。
鉄子とは鉄道を趣味とする女子である。
鉄道ファンの男子は鉄ちゃんである。
中学校の同級生に**鉄子という名前の女子がいたが、きっと今頃、周囲から冷やかされているだろう。
実家が鉄工所というわけではなく、確か漁師の娘だった。鉄道もない町で生まれた女の子に、いったいどこからそういうネーミングが出てきたのか、今となっては不思議だ。
矢野はプロフィールでは、自らを"旅をしながら「撮って書く」フォトライター" と定義している。
矢野直美の略歴
1967年
北海道生まれ
2001年
初めての著書「北海道列車の旅-全線ガイド-」北海道新聞社 出版
以後、鉄道と旅をテーマにした随筆を世に出していく。
2005年
「北海道幸せ鉄道旅」北海道新聞社
「おんなひとりの鉄道旅」小学館
2006年
7月7日、ブログ「なおちゃん@放し飼い矢野直美の 晴れ、ときどき たび日記」を始める。
おぉ。
このネーミング「はれときどきぶた」ファンの同士かも知れない。
JTB時刻表2006年9月号から「ダイヤに輝く鉄おとめ」の連載が始まる<2010年2月に書籍化>
2007年
「北海道のんびり鉄道旅」北海道新聞社
「ローカル線をゆく-乗っておきたい珠玉の鉄道50線-」阪急コミュニケーションズ~ 杉崎行恭と分担して文章を担当。
2008年
BE-PAL5月号から「鉄子の旅弁」の連載が始まる。
「すごい駅弁!」小林しのぶ共著 メディアファクトリー
8月「鉄子の旅写真日記」阪急コミュニケーションズ 写真は鉄道写真ではなく、鉄道で旅をした写真。
2009年
THERMOSケータイマグの宣伝に起用された。「鉄子の旅弁」の連載記事は見開き2ページだが、次の1ページをめくると、旅先でケータイマグを使う矢野が書く記事広告になっている。毎号そのパターンが続くと、潜在意識にしっかりとすりこまれてしまう。
おかげで、この秋、ケータイマグを買ってしまった。
2010年
「汽車通学」メディアファクトリー
2月「ダイヤに輝く鉄おとめ」JTBパブリッシング 運転士から駅員まで、全国で鉄道に従事する女性を取材した 「JTB時刻表」の連載記事を書籍化。
BE-PAL8月号で「鉄子の旅弁」が最終回となった。
BE-PAL9月号から「世界遺産で途中下車」の新連載が始まった。
「すごい駅弁!」で競筆した 小林しのぶのことを「駅弁の女王」
と書いているメディアがある。
なんだかすごい映像をイメージするが、その小林に追随する矢野は「駅弁姫」と呼んでもいいだろう。
その駅弁姫 矢野が勧める佐世保の駅弁は「レモンステーキ弁当」ではなく「あごめし」
佐世保に荷をほどいた翌日、さっそくそれを食べるため、佐世保駅に戻ってきた。
「新幹線・全部乗る旅」 旅日記+は不定期で連載中です。
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