羽田の再国際化と舟和の芋ようかん
10月21日に新しい羽田国際線ターミナルがオープンした。
1978年に成田空港が開港した際、羽田は国際線定期便の運行をやめた。
その後羽田の国際線は、チャーター便のみの運行。
福江空港かっ
とつっこみを入れてしまう小屋のようなターミナルで細々と運行していた。
手荷物検査の列は一般通路へはみ出していて、おかげでFCバルセロナご一行がここからバルセロナに出発した際は、手荷物検査を待つデコと5分ほど、見つめ合うことができた。
新しい国際線ターミナルは、第二ターミナルへ向かう途中の空き地にできた。
10月31日からは、1978年に国際線定期便をやめて以来、32年ぶりに定期便が復活する。
羽田の"再・国際化"に危機感を募らせた成田空港は「24時間空港化」「滑走路増設」などの対応を急いでいる。
■羽田空港の歴史
1931年
A滑走路一本で開港。
1964年(東京五輪開催年)
C滑走路完成、利用開始。東京モノレール開通。
1978年
5月20日、成田空港開業。羽田の国際線定期便の運行が終了した。
1993年
9月27日、旅客ターミナルがビッグバード(西ターミナル)に移転。
1997年
3月27日、新C滑走路利用開始。
1998年
11月18日、京浜急行 空港線天空橋~羽田空港間が開業。
モノレールだけだった電車ルートが2ルートになる。
2004年
12月1日、沖合展開事業第三期工事完成。第二旅客ターミナル(東ターミナル)オープン。
ANAとエア・ドゥが使用。駐車場は「P3」「P4」
第一旅客ターミナル(ビッグバード=西ターミナル)リニューアルオープン。JAL、スカイマーク、スカイネットアジアが使用。駐車場は「P1」「P2」
2010年
10月21日、新国際旅客ターミナルオープン
10月31日、32年ぶりに国際定期便運航再開。
国際線再開に合わせて、京急バスはJR蒲田駅からのシャトルバスを始めた。
毎時2本の運行。
所要時間は30分とバス停に表示されている。これならば各バス停に停まっていく路線バスと変わらない。
路線バスは国際線→第2→第1の順で停まるので、国内線利用客にとって所要時間が長くなった。
国内線第1ターミナルの降車ポール(終点)で下車。
第1ターミナルに入ったところが「特選和菓子館」だった。
案ずるより産むが易し。
ウェブサイトは迷路のようだったが、現地はとてもわかりやすかった。
名古屋の「ゆかり」があったので簡易包装 \680 のゆかりを購入。
お釣りをもらいながらゆかりのお姉さんに尋ねてみた。
すみませんけど、舟和さん、どこにあるかわかりますか?
「はい。ご案内します」
え゛ ご案内されちゃうの・・
と目を丸くする間もなく、歩き始めたお姉さんに着いていく。
舟和はショウケースを2列隔てたところにあった。
大きめの詰合せで 1,500円程度と予想してきたが、最も高い詰合せで 980円。
あんこ玉という商品とのセット売りがあったが「芋ようかんを買ってきて」と言われているので、余計なものには手を出すまい。後で聞くとこれも舟和の名物だった。
日持ちは翌日までということなので保冷剤 100円をつけてもらい「これ、夏には使えるね」と親戚が言った立派な保冷袋に入れてもらい、難なく芋ようかんは手に入った。
初めて食べる芋ようかんは、想像していたような羊羹の食感ではなく、ほとんど芋そのものだった。
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