箱根駅伝の見所は、手袋の色
1月2日・3日は、2010年度箱根駅伝
今年の見所は早稲田の三冠達成ではなく、選手の手袋の色である。
箱根駅伝のルール
■ 往路5区、復路5区 合わせて10区は異なる10人の選手が走る。
■メンバーは事前に発表されるが、補欠との交替が認められている。
どの区間に誰が走るかはフタを開けてみなければわからない。
■ 「往路」「復路」「総合」 3つの優勝を争う。
復路は 往路結果による時間差スタートのため、復路ゴールで即決するのは「総合」優勝。
「復路」優勝は、全チームがゴールした後に算出して判明する。
一般的な論調で言えば、見所は早稲田の三冠。
三冠というのは、同一年度の大学生 "三大駅伝"すべてで優勝すること。
三大駅伝
10月 出雲駅伝・島根県出雲市
11月 全日本大学駅伝対校選手権・名古屋熱田神宮→三重県伊勢神宮
1月 箱根駅伝・東京~箱根往復
ロードレースシーズンは9月から4月まで。
この期間が1つのシーズンとして扱われる。
過去に三冠を達成したのは1990年度と2000年度の2校だけ。
いずれも10年区切りの年に連続して達成されている。
だからといって早稲田が勝つとは限らない。
特にラグビーで早稲田にうっちゃり負けをくらった明治に期待する。
総合がムリでも往路くらいは勝って欲しい。
さて、今回テレビ観戦のポイントは選手の手袋の色。
ランナーは5mから10mあたりの前方を見て走る。
腕振りを意識した走りでは、拳が視界の下隅にはいる。
腕が振れていない時は、拳が見えない。
腕振りを大切にするランナー、あまり気にしないランナー。
走りはそれぞれ。
腕を振れば、その分速くなるとは限らない。
ただし、腕を振ればその分、脚が休める。
フォームを気に掛けるのは練習だけ。
レースではそんなことに気を取られていては疲れてしまう。
腕振りを気にして走るわけにはいかない。
そんな時、ストレス無く拳が視界に入っているかを確認するために重要なのが、手袋の色なのである。
アスファルトの濃色が背景となるため、青・紺色は見づらい。
白や黄色はよく見える。
選手がはめている手袋の色を見れば、腕振りへの意識が見えてくるのである。
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