スペシャルドラマ堤幸彦×佐野元春「コヨーテ、海へ」
都久志会館で初めて元春を見た日からはや29年。
→Welcome to the HEARTLAND TOUR 都久志会館
元春がデビューしてからかぞえて30周年のアニバーサリーイヤーが終わろうとしている。
井上陽水の40周年は切りよく2009年内で終わったが、元春は「年度」で捕らえていて記念行事は2011年3月13日、東京国際フォーラムでのツアーファイナルまでつづく。
スペシャルドラマ堤幸彦×佐野元春「コヨーテ、海へ」は、佐野元春30周年 を記念して制作された"魂の旅"をテーマにしたドラマ。
元春の音楽に影響を受けた堤幸彦監督が制作した。
■音楽監修:佐野元春
■主要出演者:林遣都、長渕文音、飯塚清秀マルコス、佐野史郎、遠藤憲一
元春もちょい役で出演する。
映画評論者はそのことを「カメオ出演」という。
別に役名が「亀夫」だからではない。実際ちがうし
この表現は、装飾品の cameo のように "一瞬見ただけでも、存在感が大きい"ということに由来する。
特別出演、友情出演とクレジットされる場合、知ったかぶりして「カメオ出演」と呼ぶのだ。
幼気なファンは「亀夫という役で出るのか・・」と勘違いしてしまう。
いや、しないと思う。
【 時系列の記録 】
2010年3月18日
アニバーサリー前夜祭「アンジェリーナの日」と題したスペシャルライブ 東京LIQUIDROOM ebisu において、元春が30周年活動のアウトラインに言及。ドラマ制作について公表した。
2010年10月24日
「WOW FES! 2010」で番組詳細、放送日時を公表。試写会では佐野、堤と出演者が舞台挨拶した。
2010年1月3日
14:00~「コヨーテ、海へ」特番 BEAT GOES ON~ビートを探す旅 放送
20:00~「コヨーテ、海へ」放送
22:00~「佐野元春30周年アニバーサリースペシャル ALL FLOWERS IN TIME」放送
WOWOWでのスペシャル・プログラムは、WOWOWができて間もない頃の「Goodbye cruel world」以来。
当時多くの元春ファンがこれを見るためにWOWOWに加入したものだ。パラボラアンテナを立て、アナログデコーダーを買うのは大変だった。
元春は新しいメディア、デバイスでの創作において開拓者。
お陰で、ファンはいろいろな機械と出会うことができた。
恐らく、元春ファンは最もいろいろな音楽形態と機械に詳しい人たちだ。
今回も一気に長時間のオンエア。
映像を残すためにブルーレイ・レコーダー購入に踏み切る人が出るだろう。
さて「コヨーテ、海へ」は、WOWOWに加入していなければ見られない。
12月1日に ネット手続きでWOWOWに加入した場合、1月末までおよそ2ヶ月視聴して 660円。
通常料金だと2ヶ月でおよそ4,800円なのでずいぶんお得である。
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