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2010年12月16日 (木)

リプリーズでもいいかな?

リプリーズでもいいかな?

リプリーズ・・ オヨネーズ かつて「アフリカのツメ」でそんなセリフがあった。彼はこの英単語がお気に入りのようだ。

1981年に「Welcome to the Heartland tour」で始まって以来、すべてのツアーを見てきたのだが、1公演で同じ曲を2回やったのは初めて見た。

ライブ終わりに仲間にそのことを話すと
「確か coyote tourでもありましたよ」という。
初めてではなかったらしい。みんな、よく知っているな。

かつて島田歌穂がアイドルデビュー間もない営業で「マンガチックロマンス」を歌った後、松田聖子の持ち歌を歌い、さらに「もう一度聞いてください」と言って、唯一の持ち歌「マンガチックロマンス」をリプリーズした・・・
などという、ややこしいことを思い出した。

彼は大人になった
僕らも大人になった

ライブ会場にいて、いつも思う。
なぜ、僕はこの場所から一歩も動けないのだろう。
僕が今日選んだナイキフリー7.0は、もう1時間以上、一カ所に張り付いたまま動いていない。ライブの日はかかとが高い靴に限る。少しでも目線が高いほうが、前に立ちはだかる背の高い男達の頭をかわせるから。

ステップを踏むのも、ジャンプするのも 見知らぬファンと肩や肘がぶつかっても。誰も咎めやしないんじゃないか。そう頭では考えているが、やはり、体が動かない。関東の人は満員電車で接触に慣れているのだろうか。


足が鬱血してくるのがわかる。
これはまさに、エコノミークラス症候群
マラソンを控えていたら、こんなことはもってのほかだ。
レースの2週前、3月のツアーファイナルは東京国際フォーラム。
そこには、椅子があるから助かる。

WOWOWのフィルムが流れる。
2011年1月3日に放送される「コヨーテ、海へ」のプレビュー。
主演の林遣都が「さのもとはる」と発音した。
違和感がある。
なぜ、そんなに下手に発音するのだろう。
僕らならば、もっとうまく言える。

長渕剛の娘である長渕文音の英語は流ちょうだ。学生時代、英語をよく勉強していたらしいが、実生活もなくこれだけの舌の動きができることに舌を巻く。

それにしても、ドリンク代500円を別途徴収するシステムは破綻している。
誰もが立ち位置の確保を大切に思っている。
仲間と来れば、代わりばんこにドリンクを取りに行けるが、一人で来た人はこの場を動けない。
事実、ほとんどの人がドリンクを持っていない。
ドリンクを受け取らない人が多ければ、ハコ側のタダ取りだ。

友だちが言う
「みんな、終わってからもらうんですよ」
そうか。さすが、ライブに通う回数が違うな。
知識の幅が広い。

コインロッカーは300円
荷物は一つが精一杯。
僕のパックは奥行きが足りずにムリに押し込んだ。
ロッカーがハコの中にあるのはありがたい。
できれば、クロークでジャンパーも預かって欲しい。

それにしても新高島の駅と横浜ブリッツは仲が悪いのか。
どこにも案内が出ていない。
駅から徒歩2分の場所だから、構内に案内が出ていると思っていた。
ライブハウスは公的なホールではなく、1商店扱いなのかも知れない。
誰もが案内板を目を皿のようにしてのぞきこむ。
そこに、いくつかcoffee cupが置けそうだ。

いつもより、客層が若い。
サカナクションのファンか。
あるいは桜井和寿。
NHK「ソングライターズ」つながりで、そのアンテナに架かったのかも知れない。
友だちは「平日だからおじさんは来れなかったのでは」と分析した。
僕は思う。

椅子のないライブハウスがつらいんじゃないか。

(明日に続く)

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